2023年10月23日更新
対象:6年生「スピーチ講座」
先生:山本賢太アナ
今回のあなせんに参加してくれたのは、小学校6年生の20人です。
冒頭から元気いっぱいに山本アナが授業をし、いつもはおとなしいという子どもたちも頑張って手をあげたり、発表もしてくれました。
『あなせん』は、私たちアナウンサーが“伝える”ことについて教える授業ですが、自分自身にとっても、伝えることの難しさも改めて考える時間となりました。
子どもたちの顔を見ながら「今の言葉じゃ伝わらないかな?」などと問いかけつつ、納得していないと感じたら、違う言葉で伝えてみる、それでも分かっていないようであれば、黒板を使ってみる、と工夫を凝らして授業を進めました。
授業の中で、「生徒との距離感が離れたかな」と思えば、少し親近感が湧くでような過去に自分がミスした話をしてみたりして、生徒たちの関心を常に惹きつけらるよう考えて臨みました。
さらに他人にインタビューした上で、その人を紹介する「他己紹介」を子どもたちにしてもらった際に、私に関して「こんな事実があるからこんな人柄だろう」という推測をしてくれ、それを文章で表現してくれた子が何人かいて、ものすごく感動しました。人の良いところを見つけようとするその姿に感銘を受け、僕自身もそうありたいと思わせてくれました。
そして今回の授業では繊細な心をみんなが持っているからこそ、そこに敏感になり、相手の気持ちを考えながら伝えることが大切だということを学びました。
僕自身が沢山学ばせてもらったそんな授業でした。南綾瀬小学校の皆様、どうもありがとうございました!