番組・コンテンツをつうじて

2023年11月9日更新

イベント・番組

9月23・24日「フードシフト×ノンストップ!」イベント・番組を通じて“食の未来”を考える


9月23・24日農林水産省が主催する食から日本を考えるイベント『NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2023』が開催され、フジテレビも参加しました。

フードシフト>とは、日本が抱える「食」や「農」にまつわる課題に対し、新しい時代にあった解決法やあり方をみんなで考えて、行動しましょう!という国民運動です。

今回は、フジテレビの情報番組がトークイベントに参加。さらにマルシェエリアにフジテレビブースも出店もし、体にも環境にも優しいスロージュースを販売しました。これらの活動は、放送やWEB記事を通して発信しました。

フジテレビが、丸の内ビルディング1階に設置された特設ステージで開催したのは、情報番組「ノンストップ!」の金曜コーナー「ノンストップ!サミット」のトークショー。
この模様は、9月29日に番組内でも放送しました。

登壇したのは、ノンストップ!出演者でお笑いコンビ「北陽」の虻川美穂子さん、そして夫でイタリアンオーナーシェフの桝谷周一郎さん、高校生野菜ソムリエの緒方湊さん、農水省の宮長郁夫さんと渡辺和洋アナウンサーです。

日々頭を悩ませる「食」の課題、そして農家さんの悩みについてもホンネでトーク。
生産者、消費者、それぞれの立場から解決策も一緒に考えました。

まず、虻川さんから出たのは、最近野菜の値段が高くて、ついついお手頃価格のもやしを買いだめしてしまい、使い切れずに傷んじゃう…というお悩み。
足のはやい「もやし」は、冷蔵庫の中で水分が出てしまい、気づいたらダメになっていたなんてこと、ありますよね。

それに対し、野菜ソムリエプロの資格を持つ緒方さんから驚きの解決策が!

それが、“乾燥もやし”。
袋から出して乾燥させるだけ。これでぐんと日持ちし、使うときは水に戻すだけというお手軽さです。もやしを干すという意外なアイディアに、会場のお客さんからも「へぇー」という声がもれました。

調理も簡単です。水で戻した乾燥もやしを、ごま油や醤油、鶏がらスープの素などと和えればナムルに。生放送のスタジオで試食をした出演者らには大好評で、もやしのうま味が凝縮し、食感もとてもよいそうです。

農水省によると、日本の食品ロスは年間約520万トンもあり、これは国民一人あたりお茶碗1杯分のごはんと同じ量を、毎日捨てているのと同じこと。
買いすぎや食べ残しをなくし、食材を上手に使い切るような工夫を心掛けたいですね。

さらに、リモートで参加したマッシュルーム農家の舟橋慶延さんは、マイナー食材ならではの悩みを抱えていると話しました。たい肥などにもこだわり、丁寧に作っていてもなかなか買ってもらえない、そしてPRも難しいといいます。

生産者と直接触れ合う機会、農家や農村との関わりや距離が遠くなりつつある今、作っている方たちに少し思いを寄せながら手に取ってみるのもいいかもしれません。

そして、丸の内仲通りでは、SDGs活動を促進するキャンペーン「楽しくアクション!SDGs」の一環として、ブースも展開しました。フジテレビのSDGs活動をPRするとともに、フルーツ&デリの専門店『FRUITS IN LIFE』とコラボし、野菜やフルーツをふんだんに使ったスロージュースを販売しました。植物由来のものを食べることは、環境や体への負荷を少なくするサステナブルな食習慣なんです。

このイベントでの活動の様子は、ウェブメディア「grape」の記事でも紹介されました

ちょっとしたアクションでも、それが「私たちにできること」の一つです。
身近な悩みをきっかけに、少し先の未来を考えることは、家計にも農家さんにも地球にも優しい一歩につながります。
今後も、番組やイベントなどを通じて、楽しく考え、行動してもらうきっかけを伝えるべく活動を続けていきます。

食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT|ニッポンフードシフト

カテゴリー別記事一覧へ

活動カテゴリー

活動リポート一覧

笑顔ひろがる社会のために

地球環境のために

番組・コンテンツをつうじて

働きやすさ・マネジメント