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2022年3月17日更新

あなせん

2月9日 東京文化会館と朗読×生演奏コラボ授業を実施

足立区立足立入谷小学校 3年生 with 副田真之介さん(オーボエ)ほか 
先生:小室瑛莉子アナ

今回は足立区にある足立入谷小学校にお邪魔しました。
講師は私一人。はじめての一人『あなせん』です!

今回の『あなせん』は、東京文化会館の皆さんとの「朗読と音楽のコラボ授業」でした。
若手芸術家の方々の生演奏に合わせて朗読を行うもので、年に2回程度実施しています。
題材は「魔法使いの弟子」。ディズニー映画にもなっている作品で、コラボ授業では初めての演目です。
当初は、全校生を対象に実施する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で3年生に限定しての授業となりました。

いざ朗読、とその前に、
自己紹介も兼ねていつものあなせん(ミニバージョン)を行いました。
新型コロナウイルスの感染対策として、子どもたちはマスクを外せませんでしたが、マスクの中で口を大きく動かしてもらいます。
「あ・い・う・え・お」
最初は遠慮がちだった子どもたちも時間を追うごとに積極性が増していきます。
子どもたちとの間には距離もマスクもありましたが、それを感じさせないほど一生懸命に取り組んでくれました。

そしていよいよ朗読パートがスタート!
まずは演奏家の方がそれぞれの楽器を紹介してくれました。
オーボエ、ファゴット、ピアノ…。

形も大きさも音も全く違う楽器に子どもたちは興味津々。 その楽器が奏でる魔法使いの弟子はどんな曲なのか。私も世界観を壊さないように気持ちを込めて取り組みました。

今回の演目は、魔法使いの弟子が、先生がいない間に、箒に魔法をかけ水汲みをさせるのですが、魔法の解き方がわからず、大洪水になってしまうというお話。
どんどん大変な事態になってくるにつれ、聴いている子どもたちの表情も真剣そのものに。
子どもたちの目はまっすぐで、会場の体育館もまるで本物のホールのように感じました。

私にとって初めての朗読の授業でしたが、最後まで真剣に聞いてくれてとても嬉しかったです。そして私自身生の演奏をこんなにも近くで聞くことができ、感動しました。とても素敵な思い出になりました。
足立入谷小学校の皆さん、東京文化会館の皆さん、本当にありがとうございました。

文:小室瑛莉子(フジテレビ アナウンサー)

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