フジテレビのCSR活動 2013年度~2020年度

2010年度活動報告

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2010年度 環境活動報告

フジテレビは、番組等を通じて生活に密着した環境問題から地球規模の環境問題まで幅広く環境関連の情報提供や問題提起を行っています。また、一企業としてもさまざまな環境活動を通じて地球環境保全への努力をしています。

(1)CSR推進会議プロジェクトチームの活動

フジテレビの社内横断組織「CSR推進会議プロジェクト」のメンバーは、現在45名。うちCSR推進室兼務者29名。毎月1回、CSR推進会議実行委員長(太田専務)の参加するプロジェクト会議を開催しているほか、分科会「企画開発チーム」「社会貢献チーム」「食育プロジェクトチーム」を結成し、定期的な企画会議を行っています。また、2007年、CSR推進会議プロジェクトの活動を様々な場面で支えるアナウンサー集団『エコアナ』を結成。現在、CSR兼務者5名を含めて26名のエコアナが活動中。

国内外の観光客に対し、ゴミ分別への理解と協力を頂くために社屋周辺に設置しているゴミ箱に日本語の他、英語、中国語、韓国語の4言語を表記した。

あげます!さがしています!掲示板

フジテレビ社員一人一人の身の回りから「省資源」「資源の再使用」を始めよう!
という企画から、イントラ限定の参加型サイトを作成した。

針なしホチキスの検証

「ごみ分別キャンペーン」を受けて、ホチキスの針ごみがでない針なしホチキスを
実際に使用して、新たな針なしホチキスの開発に向けて検証を行った。

省エネ・省資源啓発キャンペーン

館内放送「えれび。」で、『エコナカモモコの"ももったいない"』シリーズを継続的に展開し、省エネ・省資源を啓発し続けた。

  • 省エネ&省資源「ぱなしの話」キャンペーン
  • ごみ分別「ようかいくん」キャンペーン

  • 会場で、2007年から継続して、ゴミ箱周辺に「自サイクル」マークのサインを設置。来場者にゴミ分別の協力を訴えた。
    「自サイクル」とは、「環境への配慮は、社会のためであり地球のためであり、そしてなにより自分のため」という思いを込めたフジテレビオリジナルの言葉。
  • めざましグローバルカフェ」で1万人の節目の来店者ごとにマングローブを植樹。イベント終了後にはタイのラノーン県に植樹する。

ブルーカーボン事務局が、「豊かな水辺の自然を再発見する」目的で行った護岸清掃活動に、6月12日(土)『エコアナ』2名とCSR推進室メンバーが参加。

  • ふるさと清掃運動の趣旨に賛同して10月4日(月)にフジテレビ周辺の清掃活動に『エコアナ』を含め22名が参加。
  • 「高尾の森作りプロジェクト』に10月24日(日)CSR推進室メンバーが参加。

  • 東京を自転車で走りながら、バイコロジー(バイク×エコロジー)について考える"自転車イベント"に榎並アナが参加。
  • 環境に優しい乗り物…自転車に乗って自宅からお台場に集まろう、という主旨のイベント「東京アースライド2010 supported by ENJOY!SPORT」を、昨年に引き続き10月11日(月)に開催。約1000名が参加した。
    イベント参加者が、交通機関を使わずに集結する事で実現したCO2削減を換算し、その総量を競ってもらったほか、今年はコースの中にゴミ処理場、電力発電所等を加え、よりECO意識を高めてもらうことに成功。同イベントは、石垣島、京都、富良野などでも行った。

東京港に浮かぶゴミと残土の土地約88ha(日比谷公園の約5.5倍)を、募金や都民参加による植樹48万本で緑あふれる森に生まれ変わらせようという東京都の「海の森」プロジェクトに2008年に参加。
苗木を調達するための「海の森募金」への協力団体として、3月11日(金)社員9名が植樹に参加した。
※東日本大震災発生の2時間半前に植樹を終了

(2)放送番組における環境活動

数多くの番組を通じて環境問題について考え、行動することの大切さを広報、啓発しました。

BSプライムニュース [ オフィシャルサイト ]

BSフジで報道局制作番組「BSプライムニュース」。
「伝える報道から、発信・提言する報道へ」をモットーに、特に政治・経済・国際・環境を取りあげるこの番組は、放送開始からちょうど二年が経ち、この番組の「発信力・提言力」をフジテレビCSR活動にフルに生かしています。
最も新しいテーマを扱う日本の最先端の有識者をスタジオに招き、徹底的な議論を通じて問題の実情をえぐり出し、新しい解決策を提言しました。

【1】『工場野菜の是非を問う』 (2010/6/25/金 放送)

究極の無農薬野菜といわれる工場産野菜の是非について、その可能性を探った。
工場産野菜の生みの親高辻正基理学博士が安全性と土壌汚染への対策として、有効であることを強調。藤田和芳・大地を守る会代表が有機野菜を育て販売している立場から、工場産野菜に対する一定の懸念を表明、野菜ソムリエの長谷川理恵さんが、味はやはり路地で育てたものがおいしいことを指摘した。
杉本敬次・経済産業省課長補佐が国家としてどこまで後押しするのかについて語った。

【2】『今、林業を考える、産業と環境で21世紀のリーディング産業の一つに?』 (2010/7/22/木 放送)

創業130年を迎え、九州に370ヘクタールの山林を所有する田爪林業の4代目田爪弥栄。
環境に配慮し、適正管理されている森林を認定する「緑の循環」認証会議(SGEC)の認証を、個人として全国で初めて取得。「国産材使用が国土保全につながる」との思い。
長引く木材価格の低迷や林業関係者の高齢化で、森林所有者や担い手が減少。
後継者も少ない。全国で管理の行き届かない森林が荒廃している。こうした中、環境に配慮した森林とはどのようなものなのか?果たして有効なのか等を紹介。
酒井秀夫・東京大学教授との議論を踏まえて、環境によい林業のあり方を提言した。

【3】『異常気象と地球温暖化』 (2010/9/10/金 放送)

この夏の異常な暑さは、地球温暖化によるものなのか?
ヒートアイランド現象に詳しい三上岳彦・帝京大学教授、地球温暖化のCO2原因説に懐疑的な伊藤公紀・横浜国立大学教授、構造主義生物学が専門の池田清彦・早稲田大学教授、経済学者の山口義行・立教大学教授が、それぞれの立場から温暖化を立体的に議論し、提言をおこなった。

【4】『COP10』 (2010/10/11/月 放送)

2010年は国連の定めた「国際生物多様性年」で、「締約国は現在の生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という「2010年目標」の目標年にもあたる。
生物多様性条約にとって節目となる重要な会議となります。「COP10」には約190ヶ国から約7,000人が名古屋に集い、地球環境の将来についての議論が行われる。
この場で日本は何を主張すべきなのか?松本龍・環境大臣、古賀啓一・日本総研創発戦略センター研究員、加々美勉・サカタのタネ研究本部長が日本のすべき主張を提言した。

【5】『どうなるCOP16』 (2010/11/25/木 放送)

地球環境か?自国の国益か?各国首脳たちが苦慮し紛糾した、昨年末のデンマーク、コペンハーゲンでの"COP15"会議から1年。地球温暖化防止のための国際会議"COP16"がメキシコのカンクンで始まる。二酸化炭素の二大排出国でありながら、未だ削減義務を負っていない米国と中国。
その動向に対し、EU諸国や新興国、途上国は今回どのように対応するのか?そして、鳩山前首相が掲げた日本の「90年比25%削減」構想の行方は?
その前提条件とされる"主要国による野心的な目標の合意"にまでカンクンでの論議は踏み込めるのか。
『環境と経済の両立』、"COP16"を目前に控えその課題と展望を論議する。
大谷信盛・前環境大臣政務官、坂根正弘・日本経団連副会長、環境安全委員長(コマツ会長)澤昭裕・21世紀政策研究所研究主幹がそれぞれの立場から提言を行った。

FNNスピーク [ オフィシャルサイト ]

月~土の午前11:30(土は午前11:45)から放送のニュース番組「FNNスピーク」では、年間を通して環境問題の報道に取り組んでおり、特に7月には5日間連続企画「EEプロジェクト」、10月には「気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)」に関する特集を組みました。

【1】『E!E!プロジェクト』 (2010/7/19/月~23/金放送)

地球の環境問題を考え、問題対策への努力を紹介し、問題解決の方策を提案する環境企画「Eco!Eco!プロジェクト"未来への責任"」。
3年目となる2010年も、7月19日(月)~23日(金)の5日間連続で特集放送した。

(1)「日本の潮力発電最前線」 (2010/7/19/月放送)

日本で熱を帯び始めた「海のエネルギー開発」。
潮の流れを利用した発電装置「本マグロ1号」は潮の流れを受けたプロペラの回転力で、モーターを動かして発電する仕組みで、日本初の実用化に向けた実験が行われた。
以前は世界トップレベルだった日本の海洋エネルギー技術は復権なるか。その模様をリポートした。

(2)「中国の驚くべき太陽光エネルギー開発」 (2010/7/20/火 放送)

世界一のCO2排出国・中国・山東省徳州市ではホテルやオフィスいたるところに太陽電池パネルや太陽光温水器が取り付けられ、給湯や空調などに使われている。
そして、街では今「太陽の谷(ソーラーバレー)計画」が始まり、東京ドームおよそ43個分の敷地に、マンションや遊園地などを建設し、街全体を太陽エネルギーで動かす壮大な事業が進められている。その模様をリポートした。

(3)「震災ハイチの復興にエコ技術導入」 (2010/7/21/水 放送)

大地震に見舞われたハイチでは、100万人以上の被災者が路上生活を強いられ、多くの人が住居も電気もない生活を強いられている。その街の復興に、ソーラーパネルを導入したエコな取り組みが行われている。
被災した子どもなど約350人が学んでいる全寮制の学校では、ソーラーパネルの電力が校内の照明や空調などほぼ100%をまかなっていて、1日中明るい教室は、生徒に好評だ。エネルギー資源を海外からの援助に頼るしかないハイチだが、ハイチの年間平均日照時間は日本の約1.5倍で、空から降り注ぐ太陽光はまさに未来のエネルギーだ。その模様をリポートした。

(4)「全国初の「排出権取引」とは?」 (2010/7/22/木 放送)

東京都では、2010年4月、エネルギー使用料の多いおよそ1,300のビルや施設に、CO2(二酸化炭素)の削減義務を全国で初めて課した。
そして、その削減義務を利用した排出量取引制度が始まった。CO2削減を義務レベル以上にできた会社が他の会社に「排出権」として売ることができるようになったのだ。4月に排出量取引を仲介する新会社を立ち上げ、中小企業相手に排出権取引をしかける人物を密着取材した。

(5)「外来種から日本の生態系を守る取り組み」 (2010/7/23/金 放送)

佐賀市のシンボル「佐賀城」を囲む堀には、かつて夏になるとハスの葉が生い茂り、大輪の花を咲かせる姿が風物詩だったが、3年前そのハスが消えてしまった。外来種のカメであるミシシッピアカミミガメがハスを好んで食べることがわかり、大きなものは1日に3.5本の茎を食いちぎるとの結果も出た。地元では堀の生態系を取り戻す取り組みがスタート。カメの捕獲やハスの植栽が行われる模様をリポートした。

【2】『COP16メキシコで開催』 (2010/11/26/金~30/火 放送)

11、12月にメキシコのカンクンで国連の「気候変動枠組み条約第16回締約国会(COP16)」が開かれた。先進国だけが削減義務を負う京都議定書の延長に日本は改めて反対し京都議定書の存続も危ぶまれた。
そして、開催地メキシコでは環境保護状況はどうなっているのかリポートした。

(1) サンゴ現象で世界初の「海底美術館」 (2010/11/26/金 放送)

メキシコ・カンクンでは、地球温暖化の影響で生息するサンゴが徐々に失われつつある。
世界中のダイバーを魅了する青く透き通ったこの海の中で、自然保護対策としての驚くべきプロジェクトが始まった。水深10メートルの海底に並ぶ400体を超える人物肖像の彫刻。世界で初めてとなる海中美術館で彫刻には、サンゴが繁殖しやすい特殊な素材を使い、人工的にサンゴを成育させようという取り組みをリポートした。

(2) メキシコは海面上昇で洞窟海水化の危機 (2010/11/30/火 放送)

メキシコのユカタン半島では、急激な環境の変化によって、住民の飲み水となる地下水が脅かされる事態となっている。淡水の泉は、地域住民にとって貴重な真水の供給源となっている。ところが、淡水の泉はもともと下部に海水の層があることが多く、地球温暖化でカリブ海の海水面が上昇し、泉の中の海水層も上昇しつつあるのだ。
水は農業にも使われていて畑も塩害の危機に。その状況をリポートした。

【3】FNNスピーク:その他

  • CO2排出量取引制度東京都でスタート(2010/4/1放送)
  • ソメイヨシノの繁殖を守る人々(2010/4/2放送)
  • フジテレビで立体ペットボトルモザイクアートギネス申請(2010/5/5放送)
  • ロンドンに登場した「公共レンタルサイクル」7(2010/7/30放送)
  • 「東京アースライド2010」自転車でCO2削減運動(2010/10/11放送)
  • 「COP10」成功のカギは・・・(2010/10/27放送)

スーパーニュース WEEKEND [ オフィシャルサイト ]

【1】『世界初の急速充電船』 (2010/5/29放送)

CO2排出を抑え有毒排出ガスも出さない世界初の"エコシップ"が東京海洋大学で誕生した。急速充電できる「電池推進船」で実用化を目指している。
開発研究をすすめる教授は「船舶は、排ガスを水中に放出していて環境対策が遅れている」と指摘。エコシップ開発の模様をリポートしながら船の環境問題を取り上げた。

植物を発酵させるなどして作られる「バイオマスエネルギー」は温室効果ガスを増やすことのない、次世代のエコ燃料として注目されている。
環境大国・ドイツのある農家では、トウモロコシのバイオマスエネルギーで生簀の水を温めエビの養殖事業に取り組んでいる。その模様をリポートした。

【3】『墨田区の町工場が開発する小型電気自動車」』 (2010/6/20放送)

東京スカイツリーの建設で賑わう東京・墨田区。その観光案内の目玉として16の町工場が協力し電気自動車の製作が進められている。
シートのバネを製作するのはスプリング工場。車の骨組みはベビーカーを作る会社が担当。そして、組み立てるのは町の板金屋さん。半年がかりの工程で、墨田区オリジナルの電気自動車が完成した。エコカーの取り組みをリポートした。

【4】スーパーニュース WEEKEND:その他

  • 「中高生による手作り電気自動車レース」 (2010/8/28放送)
    中高生による手作り電気自動車レース「バッテリカーコンテスト2010」をリポート。
  • 「自然の大切さを知る子ども向けイベント」 (2010/10/2放送)
    自然の大切さを知るイベント「ECO-AQUA海の学校2010」をリポート。
  • 「食と農業を考えるイベント」 (2010/11/20放送)
    未来の子どもたちのため食と農業を考えるイベント「ファーマーズ&キッズフェスタ2010」をリポート。
  • 「低炭素社会をめざす取り組みや新発明」 (2010/12/11放送)
    低炭素社会をめざす取り組みや、新発明などを紹介するイベント「エコプロダクツ2010」をリポート。
  • 「小学校の環境学習で海苔作り体験」 (2011/2/5放送)
    児童の環境学習の一環として、東京・お台場の小学校で海苔作り体験が行われた様子をリポート。

めざましテレビ:ココ調 [ オフィシャルサイト ]

【1】『メキシコ湾原油流出の影響』 (2010/5/12放送)

過去最悪といわれるメキシコ湾の油田事故による原油流出でどれくらいの被害が出ているのか、ココ調班はアメリカルイジアナ州にあるベニスという港町で漁師に話しを聞き船でメキシコ湾へ。海上の表面部は真っ黒い原油が漂い、採取してみると魚の稚魚の死骸が!生態系への影響が出る可能性を取材した。

【2】『エコ調(1) 分別ゴミ』 (2010/8/16放送)

「家族で考える環境」第一弾は分別ゴミ。街のアンケートでは64%の人がどっちに捨てるか悩んだ経験があるという。
親子10組に参加してもらい分別方法のクイズをしながら正しい知識を再確認した。
また、分かりにくいゴミの代表、使い捨てライターと水銀体温計の処理現場も取材。
間違うと多額の被害が出る現状も取材した。

【3】『エコ調(2) 身の回りのムダ』 (2010/8/17放送)

身の回りにあるムダを調べて資源の大切さを知る回。
1つ目は靴下を繋ぎ止める金具、アンケートで92%がムダと回答。
2つ目はシャーペンの消しゴムに付いたふた、失くす人も多かった。
3つ目はホテルのベッドにシーツが二重になっていること、しかし実際には毛布の汚れ防止で必要なことが判明した。

【4】『エコ調(3) エアコンなし生活』 (2010/8/18放送)

猛暑の中、エアコンの使用が家庭における消費電力の割合が多いというので、エアコンなしでどれ位涼しく過ごせるか検証。
3つの同じ部屋でエアコンあり、エアコンなし、観葉植物で日差しをさえぎる方法で温度変化を見てみると植物のある部屋はエアコンなしより温度上昇が緩やかという結果になった。

【5】『エコ調(4) 多摩川に生息する魚』 (2010/8/19放送)

2010年は国際生物多様年ということで、かつて死の川と呼ばれた多摩川にどんな魚たちが棲んでいるのか上流から河口付近まで採取する。合計29種の水中生物を採取した。

【6】『エコ調(5) ギャルエコサミット』 (2010/8/20放送)

なんとイマドキのギャルはエコを意識している割合が90%に上ることが判明。
そこでメイクやファッションでどれだけエコを実践しているか見てみると、付けまつげの使いまわしなどはしていたが、ヘアスプレーの使いすぎや着なくなった服のリサイクルなどを体験させ、より一層エコ意識を高めた。

【7】『東京湾のゴミ』 (2010/10/19放送)

東京湾で回収されるゴミはどんな物が多いのかゴミ回収船に同乗したり、船の不法投棄の実態を調査した。

【8】めざましテレビ:その他

  • 原油流出現地取材野鳥救助の最前線 ※佐野アナNY中継込み(2010/6/16放送)
  • 原油流出海産物被害佐野アナリポ+現地魚卸売市場で働く山本しのぶさん生電話(2010/6/17放送)
  • 日本初!電気自動車技術ショー(2010/7/15放送)
  • 非電化エコ生活(2010/8/24放送)
  • エコカー補助金が底をつき終了へ(2010/9/8放送)
  • エコカー補助金きのう受付分で終了(2010/9/9放送)
  • 辺野古の海に360種の生物日本自然保護協会:大野正人さん生電話(2010/10/4放送)
  • 日本最大太陽光発電運用開始関西電力太陽光発電所:谷内信久工場長生電話(2010/10/6放送)
  • エボルタが最大の難所箱根越えにチャレンジ(2010/10/13放送)
  • エコドライブコンテスト(2010/10/25放送)
  • トヨタEV車導入見えてきた課題(2010/11/19放送)
  • COP16開幕CO2排出量を巡る主張解説(2010/11/30放送)
  • 大阪でEVタクシー50台導入(2011/2/16放送)
  • 火山灰がサンゴに悪影響宮崎大学深見准教授生電話(2011/2/18放送)

とくダネ! [ オフィシャルサイト ]

5回目となる今年は、国連が定める国際生物多様性年。
生物多様性とは、あらゆる生物種の多さと、それらによって成り立っている生態系の豊かさやバランスが保たれている状態を言います。現在確認されているだけでも175万種もの生物種が、それぞれの環境に応じた相互の関係を築きながら多様な生態系を形成し、地球環境と私たちの暮らしを支えているのです。
その生物多様性を担保するために欠かせないものが"水"。地球上には14億km3の水があるといわれていますが、「飲み水」に使えるのはそのうちわずか0.01%。
そんな私たちの生活で最も身近で欠かせない水を入り口に、環境について"家族で考える"きっかけを提供したい………
それが2010年のとくダネ!環境プロジェクトのテーマです。

(1)『大阪・淀川の水は飲めるのか?~源流を突き止めて見えた一滴の輝き~』
  (2010/8/16月 放送)

日本の一級河川の中で最も汚れている淀川。その流域の大阪府では80%の家庭で浄水器を設置。水道を全く信用していない。
しかし、昭和50年代くらいまでは淀川で子どもたちが遊び、水道水は夕飯の調理にも欠かせなかった。なぜ、こんなことに。そして、そもそも淀川の水はどこまで上流へ行けば飲めるようになるのか?大阪に暮すある家族とともに淀川の源流をめざす。
上流にさかのぼる途中で見た汚れ、水棲生物、その周囲の生き物、植物、そして源流で口にした水の味…水の価値を考える。
(担当:中道プレゼンター:山本)

(2)『子どもはなぜ川で遊ばなくなったのか?~岐阜・郡上八幡で見た"川の絆"』
(2010/8/17火 放送)

かつて子どもたちの夏の遊び場といえば川だった。川原で水切りをし、泳ぎ、その過程で水に親しみ学ぶ。しかし最近子どもたちは川に近づかなくなった。
一体なぜ?そんな子どもたちが川遊びを通して様々な発見をすることで水のすばらしさ、怖さについて考える。
(担当:佐塚プレゼンター:熊谷)

(3)『魚の住める水は取り戻せるか?~家庭排水から見えた海の汚れ~』 (2010/8/18水 放送)

普段の生活の中で何気なく使い捨てている水。いったいどれくらい水を汚しているのか?
ある家庭に協力してもらい、一度の料理でどれくらいの水を汚しているかを検証。
汚さない調理法を考えるとともに、例えば、味噌汁一杯を下水に流したときにどの程度、水が汚れ、これを魚が住めるまでに回復させるためにはどれだけの水が必要か、子どもたちにバケツリレーで体感してもらう。こうした検証によって水河川汚染の大きな原因が私たち一人ひとりの生活排水にあることを再確認し考えてもらう。
(担当:高橋プレゼンター:山本)

(4)『なぜペットボトルの水を買うようになったのか?~オーストラリア・バンダヌーンで見た飲み水の新常識~』 (2010/8/19木 放送)

最初に水が缶入りで販売されたのは1980年代、旧国鉄の自販機。
その後ペットボトルが現れ、2000年代前後に急速に販売量を伸ばす。そもそも世界で最も上質の水が、しかも安価で利用できる水道網のある日本で、なぜ人々はペットボトルの水を買うのか?
その理由を探るためオーストラリアの人口2000人ほどの町を訪ねる。ここは世界で初めてペットボトルの水の販売が禁止された。この町のある家族に密着、その暮らしを探ることでペットボトルの水を買う意味を考える。
(担当:藤村プレゼンター:荘口)

(5)『自力で水を得ることは出来るのか?~家族で井戸を掘って見えた水の価値』
(2010/8/20/金 放送)

色あせつつ ある言葉の一つ、「井戸端会議」。
かつて井戸は町の要所に存在し、人々が暮らしの水を求め集まっていた。
自然とよもやま話に花が咲く…。
井戸は生きるための水を提供してくれると同時に、地域の人々を結びつける機能もあった。
そんな井戸の"役割"は蛇口をひねれば水が出る現代の人は知る由もない。
それならば!と番組では東京都内在住の家族に井戸を掘ってもらう。作業には周辺住民の理解や協力も必要。果たして飲み水は掘りあてられるのか?周辺住民は家族の取り組みをどう見るのか?
(担当:徳武プレゼンター:荘口)

【2】とくダネ!:その他

  • <得もり>自動車の次は…電動二輪車(2010/04/14放送)
  • <木曜企画>パパットさん「10年でトントンがウリの住宅用太陽光発電」(2010/05/06放送)
  • <OPトーク>「ジュース発電」出力倍増ソニーのバイオ電池携帯・PC応用に道(2010/05/17放送)
  • <得もり>"店産店消"お店で「植物工場」新鮮な野菜を提供する飲食店(2010/05/17放送)
  • <得もり>アユ釣り大ピンチ?外来魚1万匹以上…"アマゾン川"を救え!(2010/06/01放送)
  • <得もり>"異常気温"で水揚げゼロ「旬のカツオ」が食卓から消える?(2010/06/04放送)
  • <得もり>サメの"コラーゲン"を美味に…特産と技術がコラボ「大学グルメ」一堂に(2010/06/04放送)
  • <得もり>板橋区ゲンジボタル飼育施設夜間特別観賞会(2010/06/21放送)
  • <このままじゃ>世界の異常気象(2010/08/17放送)
  • <得もり>スタジオに最新エコ車登場「CEATEC2010」超リアルロボットを体験(2011/10/05放送)
  • <火曜頭ネタ>消えた冬の味覚…ホタテやカキが大量死の謎(2011/10/26放送)
  • <とく撮>写真家・今森光彦が語る未来に残したい"里山"(2011/10/27放送)
  • <得もり>「COP10」国連地球生きもの会議(2011/10/29放送)
  • <ヂカ撮り>70年ぶり発見!奇跡の魚"クニマス"を追え!西湖の水中をヂカ撮り(2011/12/20放送)
  • <このままじゃ>いろんな絶滅危惧種(2011/12/20放送)
  • <金曜頭ネタ>豪州大洪水の惨状世界中で"洪水"が相次ぐ理由(2011/01/14放送)
  • <ランクなう>準絶滅危惧種"ヤブイヌ"の生態(2011/01/25放送)
  • <得もり>地球環境大賞受賞者発表(2011/02/25放送)

知りたがり!

【1】イチバン知りたがり!

生物=資源という考えを前提に、その研究・開発にあたり先進国と途上国の間に厳しい対立があること、COP10の課題を解説。国同士の激しい対立も…
生物多様性条約会議議定書締結までの厳しい道のり(2010/10/12放送)
足立直樹(環境研究所研究員を経て、現在CSR経営研究所取締役)

【2】エコ達への道(2010/8/16/月~20/金放送)

環境WEEK「家族で考える環境」では、『エコ達への道』と題したミニコーナーを立ち上げ、家庭でできる身近なエコを5日間にわたり紹介した。
ニュースの"そもそも"を解決する「知りたがり!」らしく、環境問題も「そもそも」のギモンを解決するかたちにこだわりました。

(1)リサイクル…ペットボトル、分別したあとは何になるの?

「混ぜればゴミ、分ければ資源」
ペットボトルのキャップが実はポリオワクチンとなり世界の子どもたちへ届けられていることを紹介。

(2)リデュース…食品のゴミを減らすには?

「買い物は必要なだけ、料理はたべきれるだけ」
生活ゴミの3分の1が生ごみ(食品ごみ)であること、さらにその約4割が食べ残しや手つかずの食べられるゴミだった(京都市調べ)というショッキングなデータを紹介。
また食品ゴミを減らす方法として、水分を減らすことを提案。簡単な実践法もスタジオで紹介した。

(3)リユース…リサイクルとの違いって?

「リサイクルする前にできる大切なエコ」
リサイクルとリユースの違いから、ドイツで行われている"デポジット製"のペットボトル・リユース・システムを紹介。

(4)プラスチックごみは燃やして燃料にした方がいいの?

ペットボトルと比べ、リサイクル意識が低いプラゴミ。ちょっとした手間で、綺麗な状態にすれば、再商品化が可能であることをあらためて伝えた。

(5)江戸時代のエコシステムって?

ゴミがほとんどなかった江戸時代。リサイクル・リユース・リデュースが自然にできていた循環型社会を紹介。日本古来の「物を大切にする文化」をもう一度考えた。

Mr.サンデー [ オフィシャルサイト ]

【1】『世界各地で続く猛暑各地の避暑の実態と3年前を越え"激暑"が予想される今夏』 (2010/7/25放送)

世界各地の猛暑の様子を取材し、"激暑"が予想される今夏の暑さのカラクリ"列島が圧力鍋状態"をスタジオで解説。

【2】『エコウィーク2010「家庭で考える環境」今夏頻繁に出現する"カンパチ雲"の正体を探る』  (2010/8/15放送)

環状八号線上空にできる"カンパチ雲"がいかに環境に汚染された雲であり、ゲリラ豪雨を引き起こす雲との関連などを紹介し、警告した。

【3】『日本列島で続く猛暑8月に"コンビニおでん"が売れる理由』 (2010/8/29放送)

暑さが続く状況の中、気温と体感温度との関係を解明。それが"おでん"を欲するに至るまでという消費者心理動向を紹介。環境が与える人体への影響を庶民的な目線で提示。

【4】『まさに神出鬼没の"ゲリラ豪雨"最新レーダーなどで、その発生の瞬間を追跡』 (2010/9/19放送)

発生の予測が難しい"ゲリラ豪雨"。ゲリラ豪雨追跡のプロをスタジオに招き、発生のメカニズムなどを紹介した。

【5】『奄美大島で死者・行方不明者も……24時間で総雨量647mmの猛威を検証』 (2010/10/24放送)

奄美大島の現場に入り、惨状を取材。入手した写真やビデオから濁流の驚異を紹介。
さらに、簡易の家を用意して、浸水の様子や水圧、水の猛威を実験検証した。

【6】『COP10スペシャル企画クリステルinボルネオ 目で見てわかる"生物多様性"と私たち』 (2010/10/24放送)

名古屋で開催された「COP10」のテーマを伝える"地球いきもの応援団"のメンバーである滝川クリステルが取材でボルネオへ。
彼女が見た、パーム畑に変わったジャングルの実態や、日本人の暮らしがいかに現地の生き物を脅かしているか、その現実を紹介した。

【7】『24日連続で"乾燥注意報"発令中乾燥が及ぼす人体への危険とは…』 (2011/1/23放送)

乾燥注意報が続く中、この乾燥がいかに人体に危険を及ぼすか。エアコンが湿度を下げる、皮膚病、血液への影響など、具体的な実例をスタジオ展開し、乾燥の対処法を紹介した。

【8】『花粉飛散量は去年の10倍都会の花粉が凶暴化する理由』 (2011/2/6放送)

去年の10倍とも言われている花粉の飛散量。この花粉が都会で大気汚染物質と付着し、凶暴化するという実態を紹介。スタジオで模型などを駆使し、わかり易く解説した。

(3)企業内活動における環境活動

温室効果ガスの削減

『京都議定書』に基づき世界中で対策が講じられている地球温暖化防止のための温室効果ガス排出量の削減に計画的に取り組んでいる。
フジテレビ本社ビルの二酸化炭素CO2の排出量は、2010年度で21,938トン。
フジテレビは、東京都の環境問題対策に関する新たな指針「総量削減義務と排出量取引制度」に沿って、2010年度から2014年度にわたる5ヵ年計画を立て、期間内に温室効果ガス排出量6%削減義務を達成するため、省エネ機器の導入やクールビズ、ウォームビズなどの対策を実施している。
その結果、2010年度は、基準排出量(削減目標の基準となる数値。2002年度~2004年度の排出実績の平均値)の11%削減を達成した。

「チーム・マイナス6%」キャンペーンへの参加

『京都議定書』で定められた温室効果ガス6%削減の目標のための「チーム・マイナス6%」キャンペーンに参加している。

「チーム・マイナス6%」→CO2削減のための6つのアクション
<温度調節><排気ガス発生抑制><節電><エコ商品選び><ゴミ削減><節水>

【1】温度調節

  • クールビズ、ウォームビズを実施し、CO2削減による地球温暖化防止を推進。
    「えれび。」やポスター等にて社員、スタッフへの周知を図っている。

【2】排気ガス発生抑制

  • 深夜宅送での相乗り促進を強化して、燃料消費減少によるCO2削減を推進。
  • タクシーの迎車をやめ、迎車時の走行が無くなるために車の燃料消費現象によるCO2削減を推進。
  • 公共交通機関の利用を推進し、車での移動を減らす。

【3】節電

  • ライトダウンキャンペーン(2003年から参加)の一環として、夏至の夜6月21日「ブラックイルミネーション」、7月7日「七夕ライトダウン」と題し、20時~22時の2時間ライトダウン(イルミネーション、外灯照明)を実施。
  • 省エネ機器(インバーター・照明)の導入および給排気ファンの運転方法を見直す。
  • 空調機の最適運転(運転時間・設定温度・風量の見直し)を実施。
  • 湾岸スタジオに自然エネルギーである風力・太陽光利用の外灯照明を設置する。
  • 館内全ての自動販売機の蛍光灯を消灯。

【4】エコ商品選び

  • 古新聞を再利用した環境保護追求の緩衝袋(製品名:エコパースル等)を使用。
  • 原局配備のプリンタートナーは、リサイクルトナーを使用した。

【5】ゴミ削減

  • パソコンやプリンター納入時における梱包箱、クッション材等をメーカーへ返却するように徹底。

【6】節水

  • 厨房排水を再生し、中水(トイレ洗浄水)に再利用して水循環構築並びに水資源を削減。
  • 館内のトイレ洗浄水のほぼ全てに節水装置を取り付け、水資源を削減。

新ゴミ分別キャンペーン代表委員(事務局:総務サービスセンター)が中心となり、<ゴミ分別><封筒、手提げ袋、文房具用品等の使いまわし><スイッチオフによって電気の使用量を減らしCO2を削減>の3つを柱とした「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」で、社内の『3R』を推進している。

※3Rとは、リデュース(REDUCE:発生抑制)、リユース(REUSE:再利用)、リサイクル(RECYCLE:再生)のこと。エコ社会のキーワードといわれている。

「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」プロジェクト

フジテレビキッズカフェ「ママトコ」におけるキッズフリーマーケット開催による、小学生への3R(リデュース、リユース、リサイクル)の啓発。

「ゴミ分別キャンペーン」として、社内の分別率状況と分別率向上のための注意点を毎週社内に告知するこ
とにより、ごみ分別率100%を目指した。

【2】使いまわしキャンペーン

「使いまわしキャンペーン」を社内各部署のゴミ分別委員とCSR推進室にて実施しており、封筒・手提げ袋は一度使った物を再使用し、両面コピー等によるOA用紙削減も展開している。更に、パームファイル、文房具も追加し、省資源・循環型社会形成への寄与及び廃棄物削減を目指し運動中。

【3】CO2削減キャンペーン

「CO2削減キャンペーン」として、会議室・共用部の照明スイッチオフ、帰宅時パソコン・モニターのスイッチオフを行ない、電気使用の削減量をCO2排出量に換算して、平均的な家庭の何軒分に相当するかを社内に告知した。

産業廃棄物リサイクル排出量の削減

  • リサイクル率100%の循環型社会形成を目指して、分別したゴミを各種リサイクル処理施設に搬出。本社ビル98%超、湾岸スタジオ99%超を達成している。
  • 使用済みのビデオテープ(VHS、ベーカム、D2などハードケース含む)は、館内で消磁作業をしたあと廃棄処分せずに「社会福祉法人・希望の家(栃木県鹿沼市)」へ送り、そこで各パーツを分解・分別してリサイクルに活用している。

注:フジテレビから発生するビデオテープについては、ゴミ分別、産業廃棄物排出量には計上されてはいません。

セットパーツリストの運用

番組で制作した後の使用済みセットを保管し、それをリスト化して共有することで新規の発注を減らし、それに伴う廃材の発生量を抑えている。

これまで大道具4社が各々処理していた大道具廃材をフジテレビ美術制作局が一括処理することにより、排出事業者としての責任を全うすることができ、経費の削減にも繋がっている。

エコシズの運用

釘などの鉄廃材を番組セット建て込みの際のオモリとして再利用している。

文房具類のグリーン購入

  • 使いまわしを推進している中で、最小限必要な文房具等の需品についてはグリーン購入品を積極的に購入している。
  • ファックス、コピーなどのリサイクル用紙や、郵便室で受け取る文房具等の需品(日常業務に使用する事務用品等)については、グリーン購入品を積極的に購入している。

※グリーン購入とは、消費者や企業が商品を購入する際、環境に配慮したものを選択すること。原材料の選択購入などさまざまなものが対象となっている。

ペーパーレス化の推進

部局ごとにペーパーレス化を図り、ゴミが出ない環境づくりに努めている。また、各人に配布する必要ない情報伝達は、コピーせずに回覧したり、コピーする場合は両面コピーするなど、紙の使用量削減を行っている。

その他

  • 東京電力の電力供給不足による計画停電エリアに入っていなくても、全社で節電を心掛け通常時の約20%を削減している。
  • 国際エネルギースター計画基準適用、ISO14001(地球環境問題に関する国際標準基準)取得工場生産パソコンの原局配備により省エネに貢献。
  • サーバの仮想化によるサーバ台数削減により省エネに貢献。

(4)事業別活動としての取り組み

地球規模での温暖化や生物多様性に関する環境問題や身近な省エネ、ごみ問題など幅広い環境関連のイベント等で主催や協賛、後援等を行い環境問題の啓発等に努めた。

フジテレビ幹事映画作品(計5作品)について、映画製作にかかる電力の一部を日本自然エネルギー株式会社からのグリーン電力証書購入によるグリーン電力化をはかり、地球温暖化ガス削減に寄与した。

<対象作品>
(1)2010年7月3日「踊る大捜査線 THE MOVIE3」
(2)2010年8月21日「カラフル」(アニメ)
(3)2010年9月18日「THE LAST MESSAGE 海猿」
(4)2010年10月30日「SP」
(5)2010年12月11日「ノルウェイの森」
(株)日本自然エネルギーよりグリーン電力証書を購入

イベント事業における環境活動

【1】"ぼくたちの地球を守ろう"第20回小学生・中学生作文コンクール

第14回小学生・中学生ポスターコンクール第17回アジアこども会議
地球環境保全をテーマとし、日本・中国・韓国・タイ・インド・シンガポール・マレーシアの小学生を対象とした作文・ポスターのコンクールを後援した。

【2】第21回緑の環境デザイン賞

全国から緑化プランを募集し、優秀なプランに対してその実現のための助成を行った。

【3】第24回独創性を拓く先端技術大

全国の学生、企業の若手研究者から技術論文を募集。科学技術創造立国実現のために貢献。


放送設備における環境対策

放送設備による省エネ、省資源を実現するため多岐にわたる対策を実施した。

【1】スタジオ映像システム更新

新技術を導入するとともに、設計上の工夫、簡素化や機器の小型・軽量化、電力消費量の軽減をはかり、省資源/省エネを促進。

【2】スタジオ映像システム管理

生放送スタジオシステム等において、24時間通電を極力行わない設計と運用により省エネルギー化を促進。

【3】スタジオ電源管理

スタジオ運用時に必要最低限の機器のみ電源投入することで省エネに貢献。

【4】ファイル化促進

ファイルワークフローを推進することでVTR運用を少なくし、VTR使用量削減による省資源化を促進。(特にオフライン設備)

【5】FNS歌謡際の照明技法

オフラインを利用しエネルギー的にも作業時間的にも効率的かつ安全性向上した番組制作を可能にした。
これまでは、照明器具を吊り、点灯をした上でしかコンピュータ制御のムービングライトの照明効果を確認できず、調整に時間とエネルギーを要したが、CGを使ったオフラインプログラム(事前データ入力)と、カメラリハーサルや本番中のリアルタイムのプログラム修正等のコントロールを導入したことで、統一感のある照明効果と、省電力化と省力化を実現した。その他、考えうる技術の積極的導入を図っている。


【6】新宿支局照明設備

エコ機材としてあげられているLEDを使った照明器具を、新宿支局をフルLEDスタジオとして運用開始した。
消費電力は、ハロゲン電球を使用したこれまでの場合のほぼ1/10の消費電力となり、省エネを実現。
電球交換もほとんど無くほぼノーメンテナンスで環境と、運用上においても効果的な設備となった。

【7】乾電池の流用

ワイヤレスマイクで使用している乾電池をインカム等に再利用している。

【8】番組制作機器

音声設備デジタル化により、省エネ対応。

【9】マスター設備の省電力化

将来のトータル放送システムを見据え、システムの効率化等により、省資源・省電力化を図る。

【10】新回線センター設備の構築

ファイルと映像信号を同時に扱う最新技術に挑戦する事により、最新鋭の回線設備を構築し、効率化、省スペース、省資源化を実現する。
また、放送・通信業界にこのコンセプトの普及を図り伝送技術の進歩に貢献した。

【11】同軸ケーブルの光化

光多重技術を利用し、同軸(芯線は金属製)の光ファイバー化により省資源化を図る。

「TOKYO IDOL FESTIVAL 2010」(2010年8月7(土)~8日(日):於ステラボール他)において、全ての照明器具にLED機材を用いてライブステージの照明デザインを行った。
従来手法と比較して消費電力を4分の1程度に抑え、圧倒的な省電力を実現。
さらに、機材量の減少、機材からの発熱低減などの照明効果を犠牲にすることなくトータルでの作業効率と安全性の向上に寄与した。
今後も継続して積極的にLED機材の導入を進める方針である。
同イベントは期間中5000人を動員した。

(5)FCG/フジ・メディア・HDなどを含む他社との連動した取り組み

20回目を迎えた「地球環境大賞」は、ブラジル・リオデジャネイロにて地球サミット「国連環境開発会議」が開催された1992年にスタートした。
世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉総裁・秋篠宮殿下)の特別協力を得て創設され、これまでに185の企業・自治体などが受賞した日本で最も権威と格式のある環境顕彰制度。地球温暖化防止にむけて、日本の優れた産業技術の主導力が今後ますます期待される。
フジテレビは、フジサンケイグループとともにこの「地球環境大賞」を通じて「環境」と「経済」が調和・両立する持続可能な社会の実現に貢献していく。

「お台場合衆国2010」において、めざましテレビとコラボした『めざましoneグローブカフェsupportedbyDUNLOP』を展開。

(6)その他の環境活動

店舗レジ袋の削減

『フジテレビ社屋グッズショップ「NO!小分け袋」キャンペーン』の実施によるポリ袋使用量の削減取組み。

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