トライアングル
私が愛した容疑者
サチ(広末涼子)を庇って刺された亮二(江口洋介)は病院に運ばれた。サチを襲った男は逃走。大田西署で丸山(小日向文世)に事情を聞かれたサチは、正体不明の男から「手紙を渡せ」と電話で呼び出されたことを隠すが、志摩野(堺雅人)には真相を話す。志摩野は「佐智絵に関することはすべて消し去った方がいい」とサチが持っていた佐智絵の手紙を燃やしてしまう。
その後、亮二から電話を受けたサチは手紙は燃やしたと伝える。そして、がく然とする亮二に「もう誰もあの手紙の内容を知ることはできない。読んだ私だけが知っている」と言い放つ。
そんな折、大田西署では舜(稲垣吾郎)が亮二にケガを負わせた男の身元を割り出していた。小巻(反田孝幸)という前科のある男だが、サチとの接点はなく、何者かに頼まれてサチを狙った可能性が高い。
翌日、病院を抜け出した亮二はサチを尾行。図書館で25年前の事件に関する新聞記事を懸命に調べる姿を目撃する。これまで過去に目を背けてきたサチが、なぜ突然事件のことを調べ始めたのか。亮二は、手紙に事件の容疑者につながることが書かれていたのではないかと考える。このことを舜に電話で知らせる亮二。ところがその話を、舜を呼びつけて捜査に探りを入れていた信造(北大路欣也)に聞かれてしまう。
亮二は信造を訪ね、佐智絵の手紙のことを切り出す。25年前に事件を担当した信造は、資料として残っていたという手紙のコピーを見せるが、そこには亮二が想像していた内容とはまったく違う“ケーキ屋さんになりたい”という少女らしい夢が書かれていた。これを根拠に亮二の考えを一蹴する信造。だが亮二は、手紙は信造が用意した偽物ではないかと疑う。
一方、サチは事件の容疑者が一度浮上していたという過去の週刊誌の記事を知り、家を出た養父の葛城均(大杉漣)に会って事実を確かめていた。だが均は、マスコミが勝手に書きたてたことだと否定。サチと別れた後、その均が志摩野と会っているところを目撃した真知子(市川実和子)は2人の繋がりを知って衝撃を受ける。
この後、サチに会った亮二は、自分も手紙の内容を知っているとカマをかけ、犯人を突き止めようとするサチに協力すると申し出る。そんな亮二を「あなたの力は借りない。私ひとりで探す」と突き放したサチは「“顔にアザのある男”なんて、当時のことを知ってる人に聞けばすぐわかる」と、手紙にあった犯人に繋がる秘密を思わず口にしてしまい…。
その後、亮二から電話を受けたサチは手紙は燃やしたと伝える。そして、がく然とする亮二に「もう誰もあの手紙の内容を知ることはできない。読んだ私だけが知っている」と言い放つ。
そんな折、大田西署では舜(稲垣吾郎)が亮二にケガを負わせた男の身元を割り出していた。小巻(反田孝幸)という前科のある男だが、サチとの接点はなく、何者かに頼まれてサチを狙った可能性が高い。
翌日、病院を抜け出した亮二はサチを尾行。図書館で25年前の事件に関する新聞記事を懸命に調べる姿を目撃する。これまで過去に目を背けてきたサチが、なぜ突然事件のことを調べ始めたのか。亮二は、手紙に事件の容疑者につながることが書かれていたのではないかと考える。このことを舜に電話で知らせる亮二。ところがその話を、舜を呼びつけて捜査に探りを入れていた信造(北大路欣也)に聞かれてしまう。
亮二は信造を訪ね、佐智絵の手紙のことを切り出す。25年前に事件を担当した信造は、資料として残っていたという手紙のコピーを見せるが、そこには亮二が想像していた内容とはまったく違う“ケーキ屋さんになりたい”という少女らしい夢が書かれていた。これを根拠に亮二の考えを一蹴する信造。だが亮二は、手紙は信造が用意した偽物ではないかと疑う。
一方、サチは事件の容疑者が一度浮上していたという過去の週刊誌の記事を知り、家を出た養父の葛城均(大杉漣)に会って事実を確かめていた。だが均は、マスコミが勝手に書きたてたことだと否定。サチと別れた後、その均が志摩野と会っているところを目撃した真知子(市川実和子)は2人の繋がりを知って衝撃を受ける。
この後、サチに会った亮二は、自分も手紙の内容を知っているとカマをかけ、犯人を突き止めようとするサチに協力すると申し出る。そんな亮二を「あなたの力は借りない。私ひとりで探す」と突き放したサチは「“顔にアザのある男”なんて、当時のことを知ってる人に聞けばすぐわかる」と、手紙にあった犯人に繋がる秘密を思わず口にしてしまい…。