第2回 2009年1月13日(火)放送 あらすじ

過去からの手紙

 サチ(広末涼子)の個展に亮二(江口洋介)が現れた。その姿を見たサチは表情を硬くする。清子(風吹ジュン)に同窓会があることを知らせ、サチを出席させるよう仕向けたのは亮二だった。「何のために?」と詰め寄るサチに亮二は、サチの正体を探っていたことを明かす。サチは、亮二がなぜ自分のことを調べるのかがわからず動揺する。
 そんな折、サチを訪ねた舜(稲垣吾郎)は、亮二が25年前の事件について執拗に調べていると話す。「おかしいと思いませんか?」と舜に問いかけられ、サチは亮二について疑いを深める。この疑惑を亮二にぶつけたサチは「葛城佐智絵さんを殺してくれて、ありがとう」と謎めいた言葉を口にする。
 堀米(マギー)が強盗に襲われた事件を捜査していた丸山(小日向文世)もまた、亮二に疑いの目を向けていた。盗まれたのは現金と、富岡(谷原章介)から預かったという原稿。事件の直前に堀米に会い、原稿を読ませてくれと頼んでいた亮二は明らかに怪しい。だが、事件の真相は意外なものだった。
 その頃、サチの個展会場に絵を高額で買い取りたいという志摩野コーポレーションの社長・志摩野鷹也(堺雅人)が現れる。趣味で新進画家を発掘していると言ってサチに近づく志摩野だが、実は以前からサチの友人・木元真智子(市川実和子)と通じ、サチの身辺を報告させていた。
 真智子とともにサチの家へ向かった志摩野は、パニック症状を起こした清子にケガを負わされたサチを見つける。清子は、25年前の事件直前に娘が書いたという手紙を探すうち、暴れたという。清子が手紙を探し始めたきっかけが、正体不明の男から受けた電話だったと知った志摩野は、亮二のしわざではないかと考える。
 数日後、大田西署に志摩野の秘書が訪れ、「サチの身辺を探るようなことはやめて欲しい」と亮二に伝言を残す。志摩野とは何者なのか? 舜とともに志摩野コーポレーションへ向かう亮二。志摩野は2人が現れるのを予測していたかのように「お待ちしてました」と迎え…。

キャスト

郷田亮二 … 江口洋介
黒木 舜 … 稲垣吾郎
サチ … 広末涼子
郷田唯衣 … 相武紗季
  ●
志摩野鷹也 … 堺 雅人
  ●
富岡康志 … 谷原章介
秋本 了 … 佐々木蔵之介
  ●
丸山慶太 … 小日向文世
葛城 均 … 大杉 漣
葛城清子 … 風吹ジュン
黒木信造 … 北大路欣也

スタッフ

■原作
 新津きよみ
 『トライアングル』(角川書店刊)

■脚本
 水橋文美江

■演出
 三宅喜重

■プロデューサー
 重松圭一(関西テレビ)
 小寺健太(関西テレビ)

■音楽
 澤野弘之
 林 ゆうき

■制作
 関西テレビ

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