2004年1月29日(木)放送 みどころ

#39 ガルシア・マルケス『百年の孤独』

ノーベル文学賞受賞作家ガルシア・マルケス、彼の名をコロンビアの人気小説家から一躍、現代ラテン・アメリカ文学を代表する文学者として世界に知らしめることとなった名作「百年の孤独」。幼少の頃に聞いた祖母の語り口をヒントにしてマジックリアリズムという斬新な小説の話法を生み出した彼の小説をチョコレートで紹介します。「なぜチョコで?」と疑問を持ちつつご覧になった方、番組ではその理由は釈然としなかったかもしれませんが、それでも番組を成立させるところが本番組のマジックリアリズムということで…。

<豆知識>
●今もなお関連書籍の出版やイベントが行われ人気が衰えない才人・寺山修司。彼の映画監督としての遺作「さらば箱舟」は「百年の孤独」を原作(翻案?)にしており、一族の盛衰をマジックリアリズム映像で綴るアバンギャルドな不思議作。

キャスト

本の案内人:白井 晃
小さい男:石井正則
里枝:蒲生麻由
ナレーター:服部 潤

スタッフ

企画:小山薫堂
構成:河合秀仁
ディレクター:三木康一郎

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