2003年12月11日(木)放送 みどころ

#34 カント『純粋理性批判』

「なぜコレに手をつけない!」「最終回のネタとして残しているのでは?」と視聴者から数々の要望・質問をいただいていた難解の代名詞・カント「純粋理性批判」、今までもったいぶっていたのがウソのようにスルッと紹介、しかも「まさかコレで!?」と驚きの喩えTVショッピングで! 番組では人間はどこまで世界を認識できるかを説明した本書とブラウン管を通して商品を認識するTVショッピングのメカニズムを結びつけて説明しましたが、ここではスペースの都合により以下省略。残念ながら番組を見逃してしまったという方、誠に申し訳ございませんが(再放送&DVD&書籍化の予定は今のところ未定ですので)番組をご覧になった方を捕まえて話を聞いてください。

<スタッフ豆知識>
●難解本テーマ回の紹介文、巧妙なレトリックで本の核心についてウヤムヤのまま終わっていることが多い。これはスタッフの理解不足ということでなく、あえて曖昧にしてオンエアに興味を持たせたい、次回準備が始まった時点でトコロテン式に忘れてしまう、誰も読んでないだろうからこの程度で勘弁して、などの理由が絶妙にブレンドされた結果だそうです。

キャスト

本の案内人:白井 晃
小さい男:石井正則
里枝:蒲生麻由
ナレーター:服部 潤

スタッフ

企画:小山薫堂
構成:山名宏和
ディレクター:三木康一郎

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