お厚いのがお好き?
#32 ジョイスの『ユリシーズ』
20世紀の終わり頃、世界の偉い先生方たちが20世紀文学をランキングする企画がいくつかあった。それぞれランキングは微妙に異なってはいるものの、ベストワンに輝く作品は常に同じ、それがジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」。
放送前の予告では、お厚い本なのに日本人には馴染み薄いということで、アツイのにウスイ→しゃぶしゃぶ(熱い鍋と薄い肉)→「鍋料理」の流れで番組を紹介を試み(失敗)ましたが、実際は、本作が絢爛豪華なレトリックの「寄せ鍋」である、ということをキーワードに「ユリシーズ」を鍋料理で説明して(成功)おります。
<豆知識>
●お厚い小説「ユリシーズ」、大河小説かと思うかもしれませんが、1904年6月16日にダブリンの3人に起きた出来事を細かに描くという一風変わった内容。最近、24時間をオンタイムで再現するアメリカのTVドラマが話題ですが、意欲的なクリエイターなら一度は挑んでみたい手法なのかもしれない。
放送前の予告では、お厚い本なのに日本人には馴染み薄いということで、アツイのにウスイ→しゃぶしゃぶ(熱い鍋と薄い肉)→「鍋料理」の流れで番組を紹介を試み(失敗)ましたが、実際は、本作が絢爛豪華なレトリックの「寄せ鍋」である、ということをキーワードに「ユリシーズ」を鍋料理で説明して(成功)おります。
<豆知識>
●お厚い小説「ユリシーズ」、大河小説かと思うかもしれませんが、1904年6月16日にダブリンの3人に起きた出来事を細かに描くという一風変わった内容。最近、24時間をオンタイムで再現するアメリカのTVドラマが話題ですが、意欲的なクリエイターなら一度は挑んでみたい手法なのかもしれない。