第9回 2008年8月26日(火)放送 あらすじ

別離の日

 高村樹季(米倉涼子)は自らの役員就任を発表する予定だった取締役会議を三浦圭吾(佐々木蔵之介)の一件で無断欠席。城山幸太郎(草刈正雄)から呼び出され、いずれ責任を取ってもらうと告げられる。一方、教育委員会でも三浦の逮捕が望月道夫(平岡祐太)、小山和明(温水洋一)、相原エリサ(大友みなみ)を沈ませていた。そんな空気を変えようと無理に明るく振舞う樹季は、3人にはっぱをかけ積極的に仕事に取り組むが、小山とエリサはささいなことでもめ始める。
 娘の樹里亜が髪を茶色に染めパーマをかけているのは個性で誰にも迷惑はかけていないと言い張る保護者・相沢美千代(川島なお美)と、「常識的に小学生らしい髪型にするべき」と美千代の言い分を認めない担任の植松省吾(小倉久寛)が対立。お互い譲ることなく、間に入った校長はオロオロするばかりで話し合いは平行線をたどっていた。美千代はこれまでも学校で禁止している携帯電話を持たせたり、学校を休ませて旅行に行こうとしたりと昔気質の植松と何度も対立しており、話し合いに立ち会った樹季や望月が何を言っても状況は変わらなかった。そんな折、樹季は田川龍之介(角野卓造)から三浦の弁護を頼まれる。刑事事件は専門外でもあり、返事に困る樹季。
 ある日、樹季は学校帰りの樹里亜が英会話教室の隣にあるゲームセンターやマンガ喫茶のある雑居ビルに入っていくのを目撃。月2万円もお小遣いをもらっている樹里亜のことが気にかかる。
 三浦不在の教育委員会では、小山とエリサがささいなことでもめ、ぎくしゃくした雰囲気になっていた。そんな中、三浦の接見に行った樹季は、何事かを考え込むようになる。そして城山に教育委員会の仕事が楽しくなっていること、今まで知らなかった自分に出会えたことを告げる。
 そんなある日、美千代が樹里亜のお金が盗まれたと学校に怒鳴り込んできた。朝渡した5万円が帰宅後にはなかったことを訴え、クラス全員の事情聴取を要求する。一方、弁護士事務所では樹季が提出した書類を見た城山が樹季を呼び出していた…。

キャスト

高村樹季 … 米倉涼子

望月道夫 … 平岡祐太

三浦圭吾 … 佐々木蔵之介

小山和明 … 温水洋一

時任昭雄 … 風見しんご
加藤和臣 … 眞島秀和
園部愛理 … 堀 まゆみ
相原エリサ … 大友みなみ
      ・
城山幸太郎 … 草刈正雄(特別出演)

田川龍之介 … 角野卓造

<第9話ゲスト出演>
相沢美千代 … 川島なお美
植松省吾 … 小倉久寛

スタッフ

■脚本
 佐藤久美子

■演出
 三木 茂

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 岩田祐二(共同テレビ)

■音楽
 本間勇輔

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