第6回 2004年11月9日(火)放送 あらすじ

#6 教師の死

 ある日、たか子(ミムラ)は、主任の国見(浅野ゆう子)が校門の前で男性と一緒にいるところを目撃する。その男性は、定例会議のために三葉学園を訪れていた理事会役員・日比野(升毅)だった。椎名(原田泰造)からそれを教えられたたか子や矢部(山本太郎)は、二人が恋人同士なのではないかと興味津々だ。が、椎名は、詳しいことは知らないと素っ気なかった。
 その夜、順平(平岡祐太)は、以前通っていた開倫高校のクラスメート・賢吾(郭智博)に偶然出くわし、万引きを強要される。順平はそれを拒否したが、賢吾と彼の仲間たちに暴力を振るわれ、CDショップで万引きをしてしまう。
 あくる日、たか子が、三葉学園近くの病院に入院している小学校時代の恩師・森村(林隆三)を見舞ってから出勤すると、桜木(瑛太)や由布子(須藤理彩)、種田(小日向文世)たちが順平を取り囲んでいた。順平の顔が腫れていることに気づき、驚くたか子。昨夜、酔っ払いに絡まれていきなり殴られたのだという。
 授業を終え、たか子が職員室に戻ろうとすると、順平が追いかけてきた。そこで順平は、たか子だけに、賢吾たちに絡まれたことを打ち明ける。しかも、賢吾たちは、いつもたむろしているゲームセンターに今日も来るよう、順平に命じたのだという。
 たか子は、順平と共にそのゲームセンターに向かい、今後一切順平に係わらないでほしい、と賢吾に告げた。しかし賢吾たちは、一向に悪びれた様子も見せず、一人で来るまで待っている、などと順平を脅す。
 たか子は、この事態を解決するために、順平と共に賢吾の家を訪ね、彼の父親・寿男(山田明郷)に事情を説明した。が、寿男は、言いがかりをつけられても困る、とたか子の話を聞こうともしなかった。その態度に腹を立てたたか子が、警察に届ける、と言い残して去ろうとすると、寿男は逆上して順平の腕を掴んだ。二人を引き離そうと、間に割って入るたか子。が、その拍子に、体勢を崩して倒れた寿男がケガをしてしまう。
 あくる日、この一件が理事会に伝わった。実は寿男は、教育省高等教育局の局長だったのだ。寿男から、たか子についての調査を求められた日比野は、国見にそれを一任するが…。

キャスト

ミムラ
原田泰造
瑛太
須藤理彩
山本太郎
木内晶子
平岡祐太
黒木メイサ
市毛良枝
泉谷しげる
小日向文世
浅野ゆう子

スタッフ

■脚本
 相沢友子
■企画
 石原 隆
 杉尾敦弘
■プロデューサー
 高橋萬彦
■演出
 木下高男
■音楽
 住友紀人
■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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