第10回 2004年12月7日(火)放送 あらすじ

#10 不可能な夢

 桜木(瑛太)は、建築家になる夢を叶えるために、難関といわれている東明大学の建築科を目指していた。しかし、勤めていた工務店を解雇され、生活のためにファミリーレストランでアルバイトをすることになったため、思うように学校にも行けない状態だった。また、持病を持っている母・智恵子(山口美也子)の体調が最近あまり良くないのも心配の種だった。
 一方、椎名(原田泰造)から、学園を辞めるかもしれない、と打ち明けられたたか子(ミムラ)は、彼のことが気になって仕方ない。たか子は、親友の多英(木内晶子)に椎名のことを話し、不安な胸の内を明かす。
 ある日、たか子は、椎名から、桜木が工務店を解雇されたことを教えられる。桜木に会い、事情を聞いたたか子は、育英基金の申請を提案した。しかし桜木は、母親の入院などでお金が必要になることもあって、学校を辞めて働くことを考えていた。それを知ったたか子は、言葉もない。
 たか子は、母・みず江(市毛良枝)の言葉をヒントに、智恵子の身の回りの世話をする、と桜木に申し出る。困惑しながらも、彼女の申し出を受けることにする桜木。たか子は、さっそく智恵子が入院している病院に通う。が、桜木が解雇されたことを智恵子に話していないことを知り、話を合わせるのに必死だった。
 そんな折、アルバイト中だった桜木は、マナーの悪い客ともめ、相手を殴ってしまう。アルバイトを首になり、模試の結果も散々だった桜木は、大学進学を諦める、と言い出す。たか子は、そんな桜木を必死に励まそうとしたが、「これ以上、頑張ることなんか出来ないんだよ!」と言われてしまい…。

キャスト

ミムラ
原田泰造
瑛太
須藤理彩
山本太郎
木内晶子
平岡祐太
黒木メイサ
市毛良枝
泉谷しげる
小日向文世
浅野ゆう子

スタッフ

■脚本
 相沢友子
■企画
 石原 隆
 杉尾敦弘
■プロデューサー
 高橋萬彦
■演出
 都築淳一
■音楽
 住友紀人
■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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