第9回 2007年9月1日(土)放送 あらすじ

 椎葉歩(北乃きい)が登校すると、全校集会でかん口令がしかれたり、マスコミの取材陣が付近をうろつくなど、廣瀬倫子(星井七瀬)の飛び降りのことで話題はもちきりだ。倫子が安西愛海(福田沙紀)に脅されてると訴えていたことを思い出し、信川美紗(中村静香)は愛海から逃げるように教室を去っていく。歩は倫子のお見舞いに行くが花束を投げつけられて追い返されてしまう。
 夏休みに入ると、平岡正子(酒井美紀)は1年2組の女子生徒の自宅を回りいじめの調査を始めていた。歩は羽鳥未来(関めぐみ)に誘われ薗田優樹(北条隆博)と3人で旅行へ行くことに。同じ頃、愛海らも旅行へ行くがそこに美紗の姿はなかった。愛海を前に明るく努める岩本みどり(末永遥)に、ウンザリしている宇田里絵(夏目鈴)。別荘に着いてもみどりの空元気だけで一向に盛り上がらない。一方、ひまわり畑にやってきた歩たち。薗田が歩に見せたかったという一面に広がるひまわり畑を前に、未来は歩に学校だけが世界のすべてじゃないと伝える。また、歩の家を訪ねていた平岡は、いじめに気付いてあげられなかったことで落ち込む文子(真矢みき)にいつか歩から話してくるはずだと励ましていた。
 旅行から帰ってきて駅に着いた愛海たち。美紗に着信拒否され、続けて電話した佐古克己(細田よしひこ)も戸田和佳絵(瀬戸朝香)と会っていて出ないことにイラついた愛海はみどりと里絵を残して1人でさっさと帰ってしまう。そんな愛海の様子についていけないとみどりに告げる里絵。そんなある日、ひまわりの種を植えるために学校にやってきた歩は教室に美紗を見つける。歩が声をかけると美紗は…。その日、家に帰った歩は文子にいじめられていたことをすべて話したのだった。その頃、平岡は愛海の家を訪ねていた。愛海がいじめていた張本人だと話す平岡を怒鳴りつける大治郎(小野武彦)。追い出されるように帰る平岡に愛海が近寄り…。
 その夜、ひまわりの花束を抱えて倫子の病院へやってきた歩は、助けたいと申し出る。その言葉に泣き出した倫子は、気持ちの整理がついたら愛海のことを話すと告げる。ところが、歩が帰った直後に病室に愛海が現れて…。

キャスト

椎葉 歩 … 北乃きい
安西愛海 … 福田沙紀
佐古克己 … 細田よしひこ
廣瀬倫子 … 星井七瀬
薗田優樹 … 北条隆博
羽鳥未来 … 関 めぐみ
平岡正子 … 酒井美紀
戸田和佳絵 … 瀬戸朝香
椎葉文子 … 真矢みき

スタッフ

■原作
 すえのぶけいこ
 「ライフ」(講談社「別冊フレンド」)

■脚本
 根津理香

■演出
 加藤裕将

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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