第6回 2007年8月11日(土)放送 あらすじ

 クラスメートの批判を浴びたことで椎葉歩(北乃きい)への安西愛海(福田沙紀)たちの露骨ないじめがなくなっていた。教室で机を並べ試験勉強をする歩と羽鳥未来(関めぐみ)の楽しそうな様子にイラつき、にらみつける愛海たち。そんな折、佐古克己(細田よしひこ)が不良たちに襲われた。待ち合わせしていた戸田和佳絵(瀬戸朝香)が発見し、克己が病院へ運ばれると駆けつけた愛海は戸田の胸で泣き出す。翌日、学校へ来たものの教室に入るなり泣き崩れる愛海に同情したクラスメートたちは、平然としている歩に冷たい視線を向ける。休み時間、廊下で1人電話をしている愛海。相手は昨晩、克己を襲った狩野アキラ(山根和馬)だ。実は昨晩の出来事は同情を引くための愛海の作戦だったのだ。愛海は電話を切ると試験を受けるため学校へ来た克己の元へ心配を装い駆け寄る。
 試験結果が発表になった。自分の部屋でかなり悪い成績表を手に落ち込む歩。同じ頃、愛海はアキラとホテルにいた。アキラから克己を襲った時の写真を見せられた愛海は失笑し、さらに「あれ、お願いね」と意味深に笑うのだった。
 翌日の下校中、今日が母親の文子(真矢みき)の誕生日だが成績のことでケンカしたばかりでプレゼントを用意していないという歩に、未来はプレゼントを勧める。そんな会話をしながら歩く2人をアキラたちが遠くから眺めていた。帰宅後、歩は文子のためにケーキを焼くが大失敗。未来の働く喫茶店でケーキをわけてもらうことになり家を飛び出した。喫茶店の前まで来た歩だが、そこでアキラの仲間の1人に連れ去られてしまう。そんなことは知らない未来は、ケーキを持って歩の家を訪ねた。歩の不在を聞き不安になる未来は、文子に歩に電話をするように言って帰っていく。その頃、歩はアキラたちにつかまり溜まり場となっている廃墟で監禁されていた。歩を捕まえたことをアキラから電話で報告を受け、家でほくそ笑む愛海。一方、歩を見つけられない未来は公衆電話から薗田優樹(北条隆博)に電話をする。歩がいなくなったことを告げ、携帯電話を持っていない自分に代わって電話をして欲しいと話すと再び歩を探しに走る。すぐさま歩に電話した薗田だが…。

キャスト

椎葉 歩 … 北乃きい
安西愛海 … 福田沙紀
佐古克己 … 細田よしひこ
廣瀬倫子 … 星井七瀬
薗田優樹 … 北条隆博
羽鳥未来 … 関 めぐみ
平岡正子 … 酒井美紀
戸田和佳絵 … 瀬戸朝香
椎葉文子 … 真矢みき

スタッフ

■原作
 すえのぶけいこ
 「ライフ」(講談社「別冊フレンド」)

■脚本
 根津理香

■演出
 加藤裕将

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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