第11回 2007年9月15日(土)放送 あらすじ

 椎葉歩(北乃きい)は、学校中の生徒に土下座コールをされながら囲まれている安西愛海(福田沙紀)の前に進み寄る。しゃがみこんで地面に付いた手を震わせていた愛海は静かに動き出し…。岩城正志(矢島健一)がやってきたことで生徒たちは教室に戻るが、帰り際に戸田和佳絵(瀬戸朝香)を脅して睨みつける愛海。
 職員室には佐古克己(細田よしひこ)が父親の佐古敏克(勝村政信)を刺して逃亡しているとの連絡が入り、戸田は激しく動揺する。教室に戻った愛海にはゴミが投げつけられ、クラスメートの冷たい視線が突き刺さる。その夜、戸田は帰り道に逃亡中の克己に声をかけられた。警察に行くことを薦めると克己は暴言を吐いて走り去っていく。
 翌朝からクラスメートによる愛海へのいじめが悪化し、岩本みどり(末永遥)だけは必死でかばうが歯が立たない。黙って見ていた歩がトイレで声をかけるが、愛海は自分は悪くないと強気な姿勢を崩さず、かばってくれたみどりのこともバカだと言い放つ。それをドアの外から聞いて涙を浮かべるみどり。
 一方、職員室には歩のカンニング疑惑をはらすため椎葉文子(真矢みき)が訪れていた。いじめのことも訴える文子をあしらおうとする岩城に、黙っていた戸田は…。
 翌日、愛海が登校すると黒板にはひぼう中傷文が書かれていた。そして、クラスメートをにらみつける愛海に黒板消しを投げつけたのはみどりだった。続いて登校してきた歩と羽鳥未来(関めぐみ)は騒然としているクラスの雰囲気に入口で立ち尽くすが、そこに克己が入ってきた。克己はナイフを片手に愛海に襲い掛かり…。

キャスト

椎葉 歩 … 北乃きい
安西愛海 … 福田沙紀
佐古克己 … 細田よしひこ
廣瀬倫子 … 星井七瀬
薗田優樹 … 北条隆博
羽鳥未来 … 関 めぐみ
平岡正子 … 酒井美紀
戸田和佳絵 … 瀬戸朝香
椎葉文子 … 真矢みき

スタッフ

■原作
 すえのぶけいこ
 「ライフ」(講談社「別冊フレンド」)

■脚本
 根津理香

■演出
 加藤裕将

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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