第9回 2008年6月5日(木)放送 あらすじ

君の命

 美知留(長澤まさみ)の携帯電話に、瑠可(上野樹里)から連絡が入る。モトクロスの大会で優勝したという報告だった。知らせを聞いたタケル(瑛太)やエリ(水川あさみ)、友彦(山崎樹範)は、まるで自分のことのように大喜びし、瑠可が遠征から戻ってきたらパーティーを開こう、と盛り上がる。
 あくる日、瑠可は、久しぶりにシェアハウスを訪れる。瑠可が美知留たちに会うのは、引っ越しして以来のことだった。美知留たちは、瑠可を派手に出迎えた。エリたちが料理の準備をしている間、瑠可は、タケルに礼を言った。自分のことをわかってくれている人がいるとこんなに心強いとは思わなかった、とタケルに告げる瑠可。タケルは、そんな瑠可に対して、シェアハウスに戻ってきてはどうか、と提案した。シェアハウスのメンバーは、皆、瑠可が戻ってくるのを待っていたのだ。
 ひと晩飲み明かした美知留たちは、そのままリビングで雑魚寝していた。すると、ドアチャイムが鳴った。先に目を覚ましていた美知留がドアを開けると、そこに立っていたのはタケルの姉・優子(伊藤裕子)だった。優子は、法事にも顔を出さなかったタケルのことを心配して訪ねてきたのだという。タケルがいることを知った優子は、半ば強引に上がりこんだ。だが、寝ているタケルの姿を見た優子は、目を覚ましたら渡してほしい、と言って手作りのバナナブレッドを美知留に預けて帰ってしまう。ほどなく、物音に気づいたタケルが目を覚ました。美知留から優子が訪ねてきたことを教えられたタケルは、急に青ざめ、姉が来たことは誰にも言わないでほしい、と頼んだ。
 そんな折、美知留は、タケルをともなって母親の千夏(倍賞美津子)に会いにいく。住民台帳を提出するにあたり、千夏から保証人のサインをもらうためだった。そんな美知留たちの姿をじっと見つめる男の姿があった。それは宗佑(錦戸亮)だった。
 その後、美知留に「ほかに好きな人ができた」と告白された宗佑は、尾行によってその相手をタケルだと確信。ある日タケルを待ち伏せして襲いかかる。不意をつかれたタケルは自転車ごと階段からまっさかさまに転落。激痛で動けなくなったタケルに、さらに容赦なく宗佑の手は振りおろされ…!!

キャスト

長澤まさみ
上野樹里
瑛太
水川あさみ
山崎樹範
西原亜希
  *
倍賞美津子
  *
錦戸 亮

スタッフ

■脚本
 浅野妙子

■演出
 加藤裕将

■プロデュース
 中野利幸(フジテレビドラマ制作センター)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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