第8回 2008年5月29日(木)放送 あらすじ

最後の手紙

 美知留(長澤まさみ)は、タケル(瑛太)のアシスタントとしてメイクアップアーティストの仕事を学び始めた。タケルが所属する事務所の社長も、美知留のことを気に入っているのだという。美知留が、好きになってもいいか、とタケルへの思いを告白して以来、ふたりの間はどことなくぎこちなかった。それを察した美知留は、タケルが辛いときに側にいたいだけで特別なことを期待しているわけじゃないから、と彼に告げる。
 一方、シェアハウスを出ようと決意した瑠可(上野樹里)は、美知留たちに内緒で不動産会社を訪れる。瑠可は、不動産会社の担当者に、半年後には海外に行くつもりだと話していた。
 そんなある日、シェアハウスに直也(澁谷武尊)がやってくる。直也は、応対したエリ(水川あさみ)に、美知留宛ての手紙を差し出した。宗佑(錦戸亮)からの手紙だった。その手紙には、病院に入院していて動けないことや、美知留への思いが書かれていた。それを見た瑠可は、宗佑の罠に決まっているから美知留に渡す必要はない、と吐き捨てた。
 あくる日、エリは、宗佑の手紙に書かれていた病院を訪れる。宗佑が本当に入院していたことに驚きながらも、美知留に手紙を渡さなかったことを彼に伝えるエリ。宗佑は、そんなエリに、いままでに書いた何通かの手紙を預け、美知留に渡してほしい、と頼む。
 帰宅したエリは、宗佑から預かった手紙に目を通す。手紙には、美知留への愛の言葉がつづられていた。するとそこに、友彦(山崎樹範)がやってくる。友彦と温泉に行く計画を立てていたエリは、インターネットで宿の予約状況を調べるため、瑠可のパソコンを借りようとする。その際、エリは、瑠可が閉じ忘れていた性別適合手術に関するページを見てしまう。
 その夜、仕事から戻ったタケルは、ポストの中にあった郵便物を持って家に入る。その中には、不動産会社から瑠可宛てに送られてきた封筒があった。タケルにその封筒のことを尋ねられた瑠可は、引っ越すことにしたと皆に告げる。美知留たちは、大きなショックを受けるが…。

キャスト

長澤まさみ
上野樹里
瑛太
水川あさみ
山崎樹範
西原亜希
  *
倍賞美津子
  *
錦戸 亮

スタッフ

■脚本
 浅野妙子

■演出
 加藤裕将

■プロデュース
 中野利幸(フジテレビドラマ制作センター)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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