家族のうた
誰かの為に頑張るのもロック
「nanja」にやって来た早川正義(オダギリ ジョー)たち一家。日々の食事に続き、青田洋子(貫地谷しほり)をおだてながら苦手な裁縫をやらせる正義に一同は呆れるばかりだ。貯金も底をつきかけ、東海林秀蔵(藤竜也)の年金で一家の生活をまかなうにも限界があると正義が責められていた頃、三木康佑(ユースケ・サンタマリア)は正義の仕事をとろうと一生懸命に営業中だった。そんな努力もむなしく、唯一のレギュラー仕事であるローカルFMの番組が打ち切りになることがわかった。必死でくらいつく三木だが、事務所社長の藤森篤志(前川泰之)から、さらに新人2人を担当するように言われてしまう。
自宅に、開封もされず返送されてきた秀蔵が差出人の手紙が届いた。秀蔵の名前の下に書かれた「父より」という一言に驚く大澤こころ(杉咲花)、松野美月(大森絢音)、陸(藤本哉汰)。子供たちが持っていた手紙に気付き、秀蔵は自分の若い頃の話を始める。家族も顧みず仲間と立ち上げた事業にのめり込んだあげく、多額の借金を背負い家族を捨てたという。後悔しているという秀蔵に、こころは息子に会いに行くことをすすめる。
「nanja」でFMスタッフと打ち合わせをすることになった。リクエスト番組のMCとして正義を残してもいいというスタッフの提案に、ふてくされる正義を制し、三木は深々と頭を下げた。直後、会社からの電話を受け、青ざめて飛び出していく三木。同じ頃、洋子は三木の推薦で新人アーティストのジャケット写真を撮影していた。立ち会っていた藤森は洋子の主張は一切聞かず、指定したイメージ通りに撮影しろという。そんな中、三木の仕事上でのミスが発覚。会社に大きな損害を与えることになり、三木は謝りに行くと会社を飛び出すが廊下で倒れてしまう。
自宅に、開封もされず返送されてきた秀蔵が差出人の手紙が届いた。秀蔵の名前の下に書かれた「父より」という一言に驚く大澤こころ(杉咲花)、松野美月(大森絢音)、陸(藤本哉汰)。子供たちが持っていた手紙に気付き、秀蔵は自分の若い頃の話を始める。家族も顧みず仲間と立ち上げた事業にのめり込んだあげく、多額の借金を背負い家族を捨てたという。後悔しているという秀蔵に、こころは息子に会いに行くことをすすめる。
「nanja」でFMスタッフと打ち合わせをすることになった。リクエスト番組のMCとして正義を残してもいいというスタッフの提案に、ふてくされる正義を制し、三木は深々と頭を下げた。直後、会社からの電話を受け、青ざめて飛び出していく三木。同じ頃、洋子は三木の推薦で新人アーティストのジャケット写真を撮影していた。立ち会っていた藤森は洋子の主張は一切聞かず、指定したイメージ通りに撮影しろという。そんな中、三木の仕事上でのミスが発覚。会社に大きな損害を与えることになり、三木は謝りに行くと会社を飛び出すが廊下で倒れてしまう。