HUNTER ハンター~その女たち、賞金稼ぎ~

第4回 2011年11月1日(火)放送 あらすじ

老人狙う放火殺人…結婚詐欺と1千万の謎

 黎(米倉涼子)は行方をくらませていた妹の茜(山口紗弥加)をようやく見つけだした…と思ったのもつかの間、それは夢だった。夢で言われた「事実は真実じゃない。真実は目に見えないのかもしれない」という言葉が妙に気にかかる黎。

 そんな中、黎たちの次のターゲットは、個人で50万円の私的懸賞金をかけている事件に決まる。それは1カ月前にリサイクルショップが火事になった事件で、焼け跡から吉田徹(浜田晃)という経営者が発見されていた。警察では、事件性のないただの火事として処理されたが、死の数カ月前、吉田が銀行から引き出した全財産1千万円の行方がわからないため、放火を疑う遺族が私的懸賞金をかけたのだった。

 吉田は60歳で独身、結婚の経験も無かった。黎は懸賞金をかけた弟の信二(須永慶)に会いに行くが、吉田とは20年もの間、疎遠になっていたという。警察では権藤(谷原章介)に「科捜研が調べて事件の可能性は無いはずだ」と忠告されるが、黎は突っぱねる。

 リサイクルショップ周辺で聞き込みをしてきた純(桐谷美玲)によれば、吉田は自転車で走っていた高校生の頭を殴りつけたり、客を店から追い出したりして、偏屈オヤジとして有名だった。ところが和美(堀内敬子)は、そんな吉田が若い女とデートしていた目撃情報をつかむ。だが吉田の葬儀で若い女は目撃されておらず、リサイクルショップの従業員の行方もわからなくなっていた。真知子(戸田恵子)たちは女と従業員がグルになって金を奪い、吉田を殺した線も含めて、捜査を続けることにする。

 “春夏冬”を開けた黎は、常連客の大岩(柄本明)たちとの会話がきっかけで、茜が置いていった金庫の存在を春(川島鈴遥)から知らされる。それは4桁の暗証番号でロックが解除されるタイプだが、茜や春の誕生日を入力しても開かなかった。

 翌日、和美が定食屋で聞き込みをすると、吉田がリサイクルショップの従業員と一緒に婚活パーティーに参加していたことがわかる。デート相手の若い女と知り合ったのも、パーティーでの可能性が高い。その女を見つけるためだと和美や真知子に押し切られ、黎は純とともに婚活パーティーに潜入することに…!

キャスト

スタッフ

■脚本
 伴 一彦

■演出
 村上正典(共同テレビ)
 佐藤源太(共同テレビ)
 白木啓一郎(関西テレビ)

■プロデュース
 河西秀幸(関西テレビ)
 後藤勝利(共同テレビ)
 川西 琢(共同テレビ)

■音楽
 山田 豊
 橘 麻美

■制作著作
 共同テレビ

■制作
 関西テレビ

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