第10回 2010年12月14日(火)放送 あらすじ

遂に登場・黒幕の素顔

 堂島(唐沢寿明)を自殺に追い込んだ疑いで万里(吉瀬美智子)に逮捕された宇喜田(吉田鋼太郎)が、連行中に門倉(RIKIYA)らを襲って逃走。そのまま姿を消してしまった。

 一方、芽衣子(菅野美穂)に愛を告白した真島(玉木宏)は、復讐を止めさせようと芽衣子を自分のマンションに連れて行き、部屋に閉じ込める。「私にはやらなければいけないことがある」と外に出ようとする芽衣子に、真島は自分が宇喜田を捕まえると約束。堂島が死ぬ前に言い残したことを聞き出そうとするが、芽衣子は何も話そうとしない。あきらめて部屋を出て行く真島。ひとり残された芽衣子は、堂島から託されたUSBメモリーをじっと見つめて…。

 捜査一課では、宇喜田の行方を追う万里や門倉らが上層部の対応にいら立っていた。宇喜田の足取りがまったくつかめないというのに指名手配をしようとしないのだ。警察にとって不都合な事態をまたもみ消そうとしているのかと憤る門倉ら。そんな折、真島が現れ、自分も宇喜田の捜索に加わりたいと申し出る。門倉は真島から預かっていた辞表を投げ捨てると、真島の復帰を受け入れる。

 宇喜田の捜索に向かう一同。そんなとき、真島が自宅にいる芽衣子の監視を万里に頼む。いぶかる万里に、芽衣子が宇喜田に狙われていることを告げた真島は、堂島が死ぬ間際まで芽衣子に電話をしていたこと、現場で起こったことを芽衣子がすべて知っていることを明かす。

 堂島が親しくしていたホームレスの男を当たり、堂島が最後にやろうとしていたことと宇喜田の係わりを探る真島。その頃、宇喜田はある大物代議士の家に潜んでいた…。

 一方、真島のマンションにやって来た万里は、芽衣子の姿が消えていることに気づく。知らせを受けた真島はがく然となり…。

 芽衣子はマンションを抜け出し、ペットサロンを訪れていた。店を辞めたいと言い出す芽衣子に驚く琴美(横山めぐみ)と彩乃(滝沢沙織)。そんなとき、店に芽衣子あての電話が入る。「堂島から預かった原稿のデータを渡せ」と芽衣子を脅す聞き覚えのあるその声…。「ここを血の海に変えるなんてたやすいことだ」とペットサロンの襲撃をほのめかす言葉にハッとなった芽衣子が外を見ると、宇喜田が店の前に立っていた。

キャスト

スタッフ

■原案
 相沢友子

■脚本
 大久保ともみ
 平野悠希

■プロデュース
 吉條英希(関西テレビ)
 稲田秀樹(共同テレビ)

■演出
 小林義則(共同テレビ)
 植田泰史(共同テレビ)

■音楽
 住友紀人

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