春生の教え子・真鶴が援助交際をめぐるトラブルで警察に保護される。春生は真鶴の悩みを聞き、前向きなアドバイスをする。
　春生との関係がぎくしゃくして、練習に集中できない北条は、もう一度恭司に会いにいく。
　が、恭司の挑発に乗せられて、思わず恭司の顔を殴りつける。北条はバイオリンを弾くのに大事な右手を痛める。
　その事件がきっかけで、春生と北条の関係が好転する。春生は今度こそ恭司と決着をつけようとするが、自分の事件がきっかけで、恭司が精神的に傷ついたことを知り、負い目を感じる。
　そんな春生に、恭司は一日だけ自分の店で働いてほしい、と要求する。