恭司と百合子の結婚を進めたい志津枝は、百合子が妊娠したと偽って恭司を説得する。子どもができたことを素直に喜ぶ恭司は、結婚式や入籍のことを考える。
　そこへ、気持ちの整理のつかない春生が、もう一度だけ話し合いにくる。恭司は百合子との結婚を決めたことを春生に告げ、百合子と仲のいいところを見せつける。
　ショックを受けた春生は北条を呼び出し、身を任せようとするが…。
　卓郎は春生との結婚を条件に、北条にドイツ留学の話を持ちかける。春生の気持ちを大切にしたい北条は、返事を保留する。
　春生の結婚を急がせる卓郎の態度に、冴子は疑問を持つ。