ドイツへ行く決心をした春生は、北条にその気持ちを伝える。
　そんな春生に、恭司は百合子の妊娠が嘘だったことを告げる。そして、春生への想いを告白する。春生の心は揺れるが、ドイツ行きの決心は変えられない。
　志津枝は、百合子に嘘をつかせたのは自分だ、と恭司に謝り、百合子とやり直してほしいと説得する。
　が、恭司は百合子とよりを戻すつもりはない、ときっぱり。それを聞いた百合子は絶望する。
　春生の迷いに気づいた北条が、春生の気持ちを確かめにくる。不安にかられた春生は、恭司に会いにいく。春生と恭司がマンションへ入ると、百合子が血まみれで倒れていた。