第8回 2006年11月28日(火)放送 あらすじ

偽りの心と真実の愛

 輝明(草なぎ剛)が亀田(浅野和之)のカフェの前に立っていると、りな(本仮屋ユイカ)が通りかかった。ドアが開き、亀田が顔を出して輝明をコーヒーに誘う。兄の代わりに断ろうとするりなをさえぎり、輝明は一人で店に入っていった。里江(長山藍子)は、都古(香里奈)が動物園を辞めてからも、輝明が新しい事に挑戦していることにホッとする一方、動物園の人が戸惑っていないか少しだけ不安を感じていた。
 動物園では、三浦(田中圭)たちが輝明も交え、レッサーパンダの双子の赤ちゃんの名前を一般公募の中から決めようと盛り上がっていた。一方、久保(大杉漣)は本社に呼ばれ、本社の上役から来園者数が減っている理由を問われていた。このままでは本社に戻れないどころか、動物園の園長でいることすら危うい。久保は来園者数アップのために、マスコミ発表を行えるよう、レッサーパンダの名前を早く決めるように古賀(小日向文世)に指示した。
 双子の名前はクッピーとマーボに決定。だが、マスコミ発表の当日、クッピーの元気がない。古賀は久保に延期を求めるが、久保は「別に死ぬわけじゃないだろう」と、古賀たちの意見を無視して無理やりマスコミ取材を行った。その後、クッピーの容態は心配な状態に…。輝明もクッピーを見守るが、勤務終了時間になったため帰宅。先に上がるよう古賀に言われた久保も、心を残しつつ帰宅するが、途中、焼き芋を食べている輝明を見つけ隣に座り、「私達以外は一致団結のようだね」と独り言のようにつぶやく。と、輝明は思いたったように立ち上がった。動物たちが元気でいられるよう一生懸命お世話をしてください、という都古との約束を思い出し、動物園に戻ったのだ。
 そして輝明は帰りが遅くなることを家に電話し、職員たちと一緒にクッピーの回復を見守った。古賀は輝明を家に送り、都古の退職後、動物園に迷惑をかけていないかと心配する里江に「ちゃんとやっていますよ、ウチの飼育係の一人として」と伝えた。
 翌日、レッサーパンダが観覧できないお断りの貼り紙をする久保に、多くの客が文句を言いつつ帰っていった。苛立つ久保は、古賀に「私を責めたきゃ責めればいいだろう!」と声を荒げてしまう。

キャスト

大竹輝明 … 草なぎ 剛
松田都古 … 香里奈
大竹秀治 … 佐々木蔵之介
大竹りな … 本仮屋ユイカ
大石千晶 … MEGUMI
三浦広之 … 田中 圭
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堀田丈二 … 加藤浩次
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大竹真樹 … 森口瑤子
河原雅也 … 葛山信吾
大竹幸太郎 … 須賀健太
亀田達彦 … 浅野和之
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古賀年雄 … 小日向文世
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久保良介 … 大杉 漣
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大竹里江 … 長山藍子

スタッフ

■脚本
 橋部敦子

■演出
 三宅喜重(関西テレビ)

■アソシエイトプロデューサー
 石原 隆(フジテレビ) 

■プロデューサー
 重松圭一(関西テレビ)
 岩田祐二(共同テレビ)

■音楽
 本間勇輔

■制作
 関西テレビ
 共同テレビ

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