第10回 2006年12月12日(火)放送 あらすじ

涙で、愛が見えない

 輝明(草なぎ剛)の胸で泣いた都古(香里奈)。河原(葛山信吾)の動物病院に仕事に行くという都古に、輝明は「約束だからね」と言う。その言葉は、都古自身が輝明に教えた、「結婚とはずっと一緒に仲良くすること」という約束を思い出させた。河原の動物病院へ向かった都古を見送った輝明は、いつもと変わりなく帰宅したが、ベッドに入ってから涙をこぼす。
 ロードバイクで走る素晴らしさを語る亀田(浅野和之)の言葉を聞いている輝明。その夜、輝明はレースに出たいと家族にチラシを見せるが、里江(長山藍子)も秀治(佐々木蔵之介)も無理だと言って賛成しない。りな(本仮屋ユイカ)だけは、やってみないと分からないと言う。そんなりなに秀治は、一人暮らしをしたいと言い出している理由を聞き出そうとするが、りなは何も答えない。
 一方、都古は河原の友人を招く準備をしていたが、その様子に元気がない。河原がワインを買いに出た間に、都古もスーパーへ。が、河原が帰宅しても都古は戻ってこない。時間を気にしながらイライラと待つ河原が寝室を覗くと、クローゼットが開けっ放しになっていて、都古の結婚指輪が置かれていた…。
 大竹家では、秀治の家族も一緒に夕飯を食べていると、輝明が食べながら静かに涙をこぼしていた。輝明はたまに突然泣くことがあるし、食欲もあるようだから大丈夫、とりなは言うが、里江は心配だ。朝になり、やはり心配が募る里江は、動物園での輝明の様子を聞きに行こうと出かけるが、わざわざ行くことない、とりなは言う。戻った里江が、特に何もなかったようだと何気なく告げると、「そんなの最初からわかってたじゃん!」と言ってりなは部屋を出て行った。

キャスト

大竹輝明 … 草なぎ 剛
松田都古 … 香里奈
大竹秀治 … 佐々木蔵之介
大竹りな … 本仮屋ユイカ
大石千晶 … MEGUMI
三浦広之 … 田中 圭
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堀田丈二 … 加藤浩次
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大竹真樹 … 森口瑤子
河原雅也 … 葛山信吾
大竹幸太郎 … 須賀健太
亀田達彦 … 浅野和之
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古賀年雄 … 小日向文世
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久保良介 … 大杉 漣
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大竹里江 … 長山藍子

スタッフ

■脚本
 橋部敦子

■演出
 三宅喜重(関西テレビ)

■アソシエイトプロデューサー
 石原 隆(フジテレビ) 

■プロデューサー
 重松圭一(関西テレビ)
 岩田祐二(共同テレビ)

■音楽
 本間勇輔

■制作
 関西テレビ
 共同テレビ

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