第6回 2006年11月14日(火)放送 あらすじ

失踪!悲しき夕焼け

 ひとつずつ仕事を覚えていく輝明(草なぎ剛)は、一人で飼育日誌を書くことができた。驚き喜ぶ三浦(田中圭)、「テル、よくがんばったね」と褒める都古(香里奈)。そんな都古が動物園を辞める日も近づき、里江(長山藍子)は輝明に都古が動物園に来なくなることを説明するが、輝明が理解しているかは今ひとつ分からない。都古は退社した後の輝明を古賀(小日向文世)にも頼んだ。古賀が自閉症のことをよく知っているのではないかと、都古は思っていたのだ。すると古賀は自分の息子が自閉症であることを語った。それは、古賀が初めて他人に打ち明けた瞬間だった。
 久保(大杉漣)らに見送られつつ都古は退社し、その後も輝明は特に変わった様子もなく働いていたが、休みになると、「都古ちゃんのところに行ってくる」と言い出した。結婚したから今までのように家には行けないと里江は説明するが、輝明は「どうして?」を繰り返すばかり。輝明はりな(本仮屋ユイカ)に都古の新居への行き方を教わって河原家を訪ねた。驚きながらも都古と帰ってきたばかりの河原(葛山信吾)は輝明を迎え入れるが、2人は昼食を食べ終われば河原の動物病院に行かなくてはならない。「どうして?」を繰り返す輝明に、都古は「約束したから」「結婚っていうのは、ずっと一緒に仲良くしていこうって約束することなの」と説明した。
 輝明が都古の新居に行ったことを聞いた里江が心配しているところへ、輝明は帰宅。手洗いとうがいを二回行う。いつもは一回のはずがどうしたんだろうと顔を見合わせる里江とりな。とはいえ、朝になれば輝明はいつもどおり出勤する。ただ帰りが遅い。秀治(佐々木蔵之介)は理由を聞くが、輝明はハッキリ答えない。輝明は、都古の新居へ行った日から変化していた。食事中に何度も立って洗面所でうがいをしたり、一日一通の都古への葉書が二通に増えるなど、こだわりが以前に増して強くなっているのだ。家族の輝明への心配は深まるが、里江には人間ドックで一泊留守にしなければならない予定があった。輝明のことを気にしながらも里江は人間ドックへ。その日、輝明は出勤時間が来ても玄関で行ったり来たりを繰り返し動物園に遅刻するが、誰も気にとめない。そんな中、古賀だけが、輝明の変化に気づいていた。
 そしてある日、動物園で仕事中に輝明の姿が見えなくなった…。

キャスト

大竹輝明 … 草なぎ 剛
松田都古 … 香里奈
大竹秀治 … 佐々木蔵之介
大竹りな … 本仮屋ユイカ
大石千晶 … MEGUMI
三浦広之 … 田中 圭
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堀田丈二 … 加藤浩次
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大竹真樹 … 森口瑤子
河原雅也 … 葛山信吾
大竹幸太郎 … 須賀健太
亀田達彦 … 浅野和之
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古賀年雄 … 小日向文世
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久保良介 … 大杉 漣
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大竹里江 … 長山藍子

スタッフ

■脚本
 橋部敦子

■演出
 三宅喜重(関西テレビ)

■アソシエイトプロデューサー
 石原 隆(フジテレビ) 

■プロデューサー
 重松圭一(関西テレビ)
 岩田祐二(共同テレビ)

■音楽
 本間勇輔

■制作
 関西テレビ
 共同テレビ

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