第7回 2006年11月21日(火)放送 あらすじ

はじめての反抗

 都古(香里奈)と葉書で約束したとおり一生懸命に動物の世話をする輝明(草なぎ剛)は、古賀(小日向文世)の指導でテンジクネズミの爪を切る新しい仕事を覚えた。そして、会話を交わすようになった亀田(浅野和之)と初めて自己紹介をし合う。亀田は自分の店でコーヒーでも飲んでいかないかと輝明を誘った。亀田のロードバイクに続いて輝明も自転車を走らせるが、とある場所で止まってしまう。店に着いた亀田がふと振り返ると、着いて来ていたはずの輝明がいない。輝明の自転車での行動には決まったパターンがあり、知らない道には進めないのだ。輝明はしばらくその場所で亀田の進んだ方向をじっと見ていたが、来た道を引き返した。
 真樹(森口瑤子)のプレッシャーから幸太郎(須賀健太)は塾でカンニングし、それがバレて大目玉を食らった。秀治(佐々木蔵之介)が助け舟を出しても耳を貸さない真樹は、「二度とお母さんに恥をかかせないで」と幸太郎を強く叱る。それ以来、幸太郎は塾に行くふりをしつつ、輝明の動物園に行くようになった。得意の絵で動物のポスターを描き、三浦(田中圭)らに褒められてニッコリ。幸太郎は小学2年生まで絵画教室に通い、絵を描くのが好きなのだ。「絵画教室に行きたい」と、幸太郎は秀治に正直な気持ちを打ち明けた。
 ある日、真樹は塾からの電話で幸太郎が塾に通っていない事を知る。怒り心頭の真樹が待っていたその夜に限って、幸太郎の帰りが遅い。里江(長山藍子)が再検査で病院に外泊していたため、秀治宅で夕食を食べていた輝明は、幸太郎が動物園に来ていたことや、一緒に帰らず一人で遊んでから帰る事などを話した。驚いた真樹は「どうして教えてくれなかったの?」と輝明に詰め寄る。落ち着きをなくしツール・ド・フランス歴代優勝者を言い出した輝明は、リビングを出て行った。
 幸太郎を探しに出かけた秀治やりな(本仮屋ユイカ)と入れ替わりに幸太郎が帰宅したが、眼鏡が壊れていた。真樹は幸太郎を問いただすが、幸太郎は黙ったまま輝明の部屋へ。しかしそこに輝明の姿はなく、自転車も消えていた…。

キャスト

大竹輝明 … 草なぎ 剛
松田都古 … 香里奈
大竹秀治 … 佐々木蔵之介
大竹りな … 本仮屋ユイカ
大石千晶 … MEGUMI
三浦広之 … 田中 圭
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堀田丈二 … 加藤浩次
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大竹真樹 … 森口瑤子
河原雅也 … 葛山信吾
大竹幸太郎 … 須賀健太
亀田達彦 … 浅野和之
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古賀年雄 … 小日向文世
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久保良介 … 大杉 漣
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大竹里江 … 長山藍子

スタッフ

■脚本
 橋部敦子

■演出
 星 護(共同テレビ)
 河野圭太(共同テレビ)
 三宅喜重(関西テレビ)

■アソシエイトプロデューサー
 石原 隆(フジテレビ) 

■プロデューサー
 重松圭一(関西テレビ)
 岩田祐二(共同テレビ)

■音楽
 本間勇輔

■制作
 関西テレビ
 共同テレビ

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