鹿男あをによし
最後の対決!運命の夜~日本の行方は?
小川孝信(玉木宏)は、ついに自分が鼠の“運び番”だと認めた小治田史明(児玉清)に“目”を返すように迫ると、小治田は、それを高松塚古墳に隠してあると明かす。小川はすぐに取りに行こうと言うが、許可のない人間は内部に入れないから自分が取りに行き、明日必ず学校へ持って行くと小治田は言う。しかし小川は、その言葉を信じず、たとえ中に入れなくても自分も一緒に高松塚古墳に行くと言って譲らない。結局、小治田が折れて翌日、古墳の事務局が開く時間に現場で待ち合わせることに。小川は確認するように、藤原道子(綾瀬はるか)、堀田イト(多部未華子)、長岡美栄(柴本幸)を見てうなづく。
翌早朝、鹿に会いにいった小川は、“目”のありかを突き止めたと報告する。今日が神無月最後の日で、今日中に“目”を入手して儀式を行わなければ、日本は滅びることになるのだ。鹿は儀式を行うため、小川に午後8時に平城宮跡の朱雀門に来るように告げる。
その後、小川が約束の30分前に高松塚古墳に着くと、向こうから藤原と堀田がやってくる。小川は、学校どころではないと言うふたりと小治田を待つが、約束を15分過ぎても小治田は現れない。しびれを切らした小川が、古墳の職員に小治田が事務所にいないかと尋ねると、職員は小治田という人を知らないと言う。最近、古墳を訪れ、許可を取って内部にまで入ったという小治田の話をすると、職員はそんなことはあり得ないとキッパリと言う。
小治田に騙されたことを悟った3人は、下宿に戻ると小治田が“目”を隠しそうな場所を推測する。あれこれ考えるが、なかなか決定打が出ないそんなとき、いつにも増して大きな地震が起こる。
開店の準備をしていた小料理屋では、食器やグラスが床に散乱してしまう。小川たちも、女将の福原房江(鷲尾真知子)や店員の原和歌子(川辺菜月)と一緒に、地震の後片付けをすることに。そこへ、地震を伝えるテレビのニュースが流れ、飛鳥地方の震度が大きかったこと、土砂崩れが発生した影響で奈良県内各所の道路が通行止めになっていることを知る。
そんなとき、藤原が和歌子のピアスが片方無くなっていることに気づく。どうやら地震で身をかがめたときに床に落ちてしまったらしい。小川たちはしゃがみこんで床を探すが、散乱するガラスの欠片が邪魔をして見つけられない。買ったばかりのものだがあきらめると、残念そうな顔をする和歌子。そのやりとりを見ていた堀田が何かを思いついたように小川を見上げ口を開く。そして、「木を隠すなら森」とつぶやく…。
翌早朝、鹿に会いにいった小川は、“目”のありかを突き止めたと報告する。今日が神無月最後の日で、今日中に“目”を入手して儀式を行わなければ、日本は滅びることになるのだ。鹿は儀式を行うため、小川に午後8時に平城宮跡の朱雀門に来るように告げる。
その後、小川が約束の30分前に高松塚古墳に着くと、向こうから藤原と堀田がやってくる。小川は、学校どころではないと言うふたりと小治田を待つが、約束を15分過ぎても小治田は現れない。しびれを切らした小川が、古墳の職員に小治田が事務所にいないかと尋ねると、職員は小治田という人を知らないと言う。最近、古墳を訪れ、許可を取って内部にまで入ったという小治田の話をすると、職員はそんなことはあり得ないとキッパリと言う。
小治田に騙されたことを悟った3人は、下宿に戻ると小治田が“目”を隠しそうな場所を推測する。あれこれ考えるが、なかなか決定打が出ないそんなとき、いつにも増して大きな地震が起こる。
開店の準備をしていた小料理屋では、食器やグラスが床に散乱してしまう。小川たちも、女将の福原房江(鷲尾真知子)や店員の原和歌子(川辺菜月)と一緒に、地震の後片付けをすることに。そこへ、地震を伝えるテレビのニュースが流れ、飛鳥地方の震度が大きかったこと、土砂崩れが発生した影響で奈良県内各所の道路が通行止めになっていることを知る。
そんなとき、藤原が和歌子のピアスが片方無くなっていることに気づく。どうやら地震で身をかがめたときに床に落ちてしまったらしい。小川たちはしゃがみこんで床を探すが、散乱するガラスの欠片が邪魔をして見つけられない。買ったばかりのものだがあきらめると、残念そうな顔をする和歌子。そのやりとりを見ていた堀田が何かを思いついたように小川を見上げ口を開く。そして、「木を隠すなら森」とつぶやく…。