第1回 2006年1月10日(火)放送 あらすじ

私は絶対諦めない

 美空あおい(石原さとみ)は、看護師歴3年目の23歳。大手医療グループ・清天会の本院、清天総合病院の救命救急センターに勤務していたあおいは、ある事件が原因で系列の地方病院・桜川病院への異動を命じられる。その事件は、今もあおいの心に大きな傷跡を残していた。
 初出勤の日。あおいは、総師長の泉田(片平なぎさ)に挨拶するために、総師長室を訪ねた。すると泉田は、異動の原因になったあおいの行為を厳しく非難した上で、この病院で問題を起こしたらもう行く場所はない、と釘を刺す。
 あおいが勤務するのは内科病棟だった。そこであおいは、軽薄そうな内科医・高樹源太(柳葉敏郎)に出会う。初対面早々、セクハラまがいの発言をしてあおいを困惑させる高樹。内科には、そんな高樹以外にも、看護師を召使のように扱う内科部長・浜松平助(小野武彦)や茶髪の看護助手・北沢タケシ(小山慶一郎)、内臓オタクの放射線医師・片桐(鈴木浩介)など、どこかクセの強いキャラクターがそろっていた。
 内科師長の緑川雅子(高橋ひとみ)は、あおいの指導役を小峰響子(杉田かおる)に命じた。しかし小峰は、何もしなくていい、と最初からあおいに対して冷たかった。そんなあおいにとって救いになったのは、親身になって患者に接する内科主任・田所義男(西村雅彦)の存在だった。
 その夜、勤務を終えたあおいが病院を出ようとすると、若い男が、酒を飲んでいて急に倒れたという女性を抱えてやってくる。あおいは、他の病院に運んだほうがいい、という小峰を無視し、女性を外来に運び込んだ。が、その日当直していたのは、耳鼻科が専門の研修医1年生・江藤誠(八嶋智人)だけ。堪りかねたあおいは、まともに診察することも出来ないでいた江藤をサポート。的確な指示で彼を誘導し、その女性の危機を救う。
 高樹と小峰は、そんなあおいの姿に驚きを隠せなかった。そこで初めて、あおいが救命救急センターにいたことを知るふたり。すると小峰は、この病院で下手な正義感を振りかざすと痛い目に遭う、とあおいに告げ、こう続けた。「この病院、本当にヤバイから」と…。

キャスト

美空あおい(看護師・23歳) … 石原さとみ
高樹源太(内科医・42歳) … 柳葉敏郎
小峰響子(主任看護師・38歳) … 杉田かおる
江藤 誠(研修医・35歳) … 八嶋智人
北沢タケシ(看護助手・23歳) … 小山慶一郎(NEWS)
田所義男(内科主任・43歳) … 西村雅彦
泉田てる(総師長・47歳) … 片平なぎさ

ほか

スタッフ

■原作
 こしのりょう「Ns’あおい」(講談社『モーニング』連載中)

■脚本
 吉田智子

■企画
 金井卓也(フジテレビ)

■プロデューサー
 小椋久雄
 永井麗子(共同テレビ)

■演出
 土方政人
 都築淳一
 石川淳一

■音楽
 福島祐子
 澤野弘之

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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