第4回 2011年5月12日(木)放送 あらすじ

羊たちの反撃!

 大澤絵里子(天海祐希)が、病気で通院することとなり「対策室」を留守にすることが増えた。野立信次郎(竹野内豊)は、片桐琢磨(玉山鉄二)ら対策室のメンバーに、捜査の出来がよければ絵里子に代わりボスの座につける可能性があると煽り、山村啓輔(温水洋一)、花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)、田所幸子(長谷川京子)までもが、その気になる。
 そんな折、真田幸雄という若い男がボーガンで射殺される事件が起こり、対策室のメンバーが捜査に乗り出した。
 その頃、絵里子は、病院で顔見知りとなった黒木泰平(古谷一行)と将棋を指していた。洞察力の鋭い黒木は、絵里子が仕事が気になっているようだ、と言い当てる。
 対策室に戻った絵里子は、事件の詳細とともに、真田という名前は偽名で、実際は身元不明だと報告を受けた。さらに、石田光彦という男がボーガンで射殺されたが、石田も偽名で身元不明だった。有力な手掛かりが少ないなか、絵里子と片桐は、現場に残された半分だけの足跡が気にかかる。
 その後の捜査で、凶器のボーガンは改造し殺傷能力を高めたものであること、目撃された容疑者の首に蛇の入れ墨があったことがわかった。また、黒原理香(成海璃子)が行った遺留品の捜査から、あるコンビニが浮上。そこでの目撃証言から、石田の不可解な素顔が浮き彫りになった。
 そんななか、山村に実家の母親から、大けがをしたから金を送ってほしいと連絡が入る。慌てた山村は、振り込みのため銀行へ行くが、不審に思った岩井が振り込め詐欺なのでは、と制する。それを振り切ろうとした山村だが、壁に貼られたポスターを見て凍りつく。振り込め詐欺の容疑者としてそこに載っていた男が、真田だったのだ。それを聞いた絵里子は…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 林 宏司

■企画
 村瀬 健

■プロデュース
 保原賢一郎
 三竿玲子

■演出
 田中 亮

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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