第11回 2011年6月30日(木)放送 あらすじ

ゆずれない正義

 世界環境サミットを目前に、大澤絵里子(天海祐希)は全く身に覚えのない業務上横領の疑いで逮捕され、取り調べを受けていた。同じころ「対策室」のほかのメンバー、片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)もそれぞれ別の容疑で逮捕されていた。野立信次郎(竹野内豊)も参事官室を捜索され、かねてから極秘に捜査を進めていた2年前の国家公安委員長・黒原健蔵(西田敏行)狙撃事件に関する機密文書が入ったディスクを押収されてしまう。
 「対策室」メンバーの容疑はいずれも状況証拠だけによるもので、野立はサミットの警備を担当する対策室の面々を妨害したい何者かの仕業だと丹波刑事部長(光石研)に詰めよるが、丹波は野立も共犯とみられているのだと野立の動きをけん制する。
 取調室で丹波が絵里子を詰問し始めようとしたとき、丹波の携帯電話が鳴る。トップから早く出せという指示が出たという丹波の言葉で、絵里子たち「対策室」メンバーは一斉に釈放される。
 メンバー一同が対策室に集まるなか、花形一平(溝端淳平)の姿だけが見えない。花形の姿が見えないのは前夜、田所幸子(長谷川京子)に撃たれたため。その当本人の幸子から、花形から高熱のために休ませて欲しいという連絡があり、同様の内容のメールが送られているはずだという報告を絵里子は受ける。
 野立が押収されてしまったディスクのコピーの一部を木元真実(戸田恵梨香)が解析した結果、「対策室」を妨害している組織は2年前の狙撃事件を引き起こした組織で、絵里子たちの元同期で政治家秘書の森岡(大森南朋)がかかわっていること、ほかにも警視庁の多くの刑事たちがかかわっていることが判明したほか、彼らは“日本版CIA計画”をもくろみ、今回の世界環境サミットに焦点を合わせていることなどがわかり…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 林 宏司

■企画
 村瀬 健

■プロデュース
 保原賢一郎
 三竿玲子

■演出
 光野道夫

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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