第51回 2014年12月5日(金)放送 あらすじ

中央構造帯

平将門の取材で大手町のオフィスビル街を訪れたルポライター浅見光彦(中村俊介)は、大学の同期の阿部奈緒美(星野真里)と彼女の上司・田中誠一(長谷川朝晴)に会う。2人は将門塚史跡に隣接する日本長期産業銀行に勤務していたため、“平将門の祟り”について取材をしていたのだった。2人の話から、奈緒美の出身地が平将門の生地と同じ茨城県岩井町だったこと、銀行には将門像にお尻を向けて座る席・通称“将門の椅子”があり、その椅子に座る人が立て続けに2人も亡くなったことを知った浅見は、その都市伝説に興味を示す。そして誠一が先に会社に戻ると、奈緒美は「誠一がその椅子に座っていて少し怖い…」と言う。と、奈緒美を呼び戻す上司の前原ひとみ(洞口依子)の声がして奈緒美は慌てて会社に戻る。
その夜、帰宅した浅見は、母の雪江(野際陽子)から平将門の歴史を教わる。雪江から千葉にある“八幡の藪知らず”という将門公ゆかりの地のことを聞いた浅見は、翌日その場所を訪れた。だが、そこで銀行員の若い男が首つり自殺したという情報が…。不安になった浅見は、現場にいた須藤刑事(千賀健永)に詳細を聞こうとするも、逆に疑われてしまい連行されてしまう。
警察署に着いた浅見は、奈緒美と前原がいるのを目撃。奈緒美と話した浅見は、自殺した男が誠一だと知る。自殺の裏に見え隠れする都市伝説“将門公のたたり”。その真相に名探偵・浅見が挑む!

キャスト

スタッフ

【原作】
内田康夫(角川文庫刊)

【脚本】
峯尾基三

【企画】
小池秀樹
加藤達也

【プロデューサー】
小林浩司(彩の会)
吉田紀子(彩の会)
金丸哲也(東映)

【演出】
柿沼竹生

【音楽】
渡辺俊幸

【制作】
フジテレビ
彩の会

バックナンバー