海猿

第3回 2005年7月19日(火)放送 あらすじ

置きざりの愛

 仙崎大輔(伊藤英明)と伊沢環菜(加藤あい)は、二人そろって自分たちの距離感を測りかねていた。「好きか嫌いか」「恋人なのか別れたのか」……悶々とした時間が過ぎてゆく。
 そんな時、プールでの潜水訓練が始まった。潜水し、バディ同士で装備を交換、浮上する訓練だ。減圧症にかかる危険性があるので、ボンベの残圧確認に注意が必要。池澤真樹(仲村トオル)と大輔の番が来た。池澤は下川いわお(時任三郎)に、訓練メニューのレベルアップを告げる。大輔は、それを知らずに潜ることになった。
 予定深度に到着し、装備を交換する。と、池澤から大輔に渡されたボンベの残圧は「20」。さらに、池澤は大輔から受け取ったボンベのエアを全て抜いてしまった。二人で残圧「20」のボンベ1本で浮上しなければならない。動揺する大輔。これが、池澤が大輔に与えた“試練”だ。驚いて浮上する大輔。しかし、交代しながらレギュレーターを吸わなければならない。どんどん減っていく残圧に焦る大輔は、池澤の手を掴んだまま強引な浮上を始める。池澤は大輔を落ち着かせようとするが失敗。パニックで減圧を無視した大輔のために、池澤ともども減圧症にかかってしまう。
 二人は同じ病室に入院。それを『オーシャンズ』で吉岡哲也(佐藤隆太)たちから聞いて戸惑う環菜。吉岡は、環菜に大輔の見舞いに行って欲しいと頼む。
 本部でも当然問題になった。津田晋平課長(益岡徹)は、勝田孝太郎艦長(夏八木勲)と下川を呼び事情を聞いた後、もしまたこの二人で問題が発生したらどちらかを船から降ろすと言い渡す。だが、勝田は取り合わない。課長室を出た勝田は、下川に「仙崎を試すとは、池澤もその気になったか」と話す。
 大輔と池澤の減圧症は幸いなことに軽症で済んだ。池澤のベッドに妻の尚子(芳本美代子)が見舞いに来る。妊娠8カ月だ。仲良さげな夫婦に大輔が気付くと、池澤は途端にいつもの冷徹な表情に戻る。と、尚子が池澤を「マー君」と呼ぶではないか。「マー君!?」。医師に呼ばれ、病室を出た大輔は、仕事場の印象と余りにもかけ離れた池澤の愛称に笑いを禁じえない。
 医師の説明を聞き終えた大輔の元に環菜が見舞いに来た。環菜は、二人の付き合いのことを話し始める。別れ話に違いないと強張る大輔だが、環菜の提案は「イチからやり直そう」。ホッと胸をなでおろす大輔。
 病室に戻ろうとした大輔は、廊下のソファーで顔を歪める尚子に近づく。尚子は、大輔に海上保安官の妻としての不安を、涙を流しながら語る。その上で、改めて「主人を宜しく」と大輔に頼むのだった。
 大輔と池澤は『ながれ』に復帰。そんな二人に、勝田は事故に関してとやかく言ってくる周囲は気にするな、死なないための訓練に自分は口を挟まないと訓示。生きて帰るためには、自分自身を鍛えるしかない…と。
 そんな『ながれ』に休日がやって来た。各々が平安を求めて下船していく。大輔は環菜と水族館でデート。下川は別れた妻が引き取っている娘・唯(一木有海)と遊園地で面会。娘が嫌いだというダイバーズウォッチはさりげない時計に替えられている。池澤は尚子が待つ自宅へ急ぐ。だが、ソファに座る池澤は体の不調を感じていた。吉岡たちも『オーシャンズ』で楽しんでいる。
 そのころ『ながれ』に残った山路拓海(平山祐介)が緊急出動の連絡を受ける。房総沖でタンカーが座礁し炎上したのだ。山路は、休暇中のクルーたちを呼び出し…。

キャスト

仙崎大輔(26) … 伊藤英明
伊沢環菜(25) … 加藤あい
下川いわお(42) … 時任三郎
池澤真樹(38) … 仲村トオル
勝田孝太郎(55) … 夏八木 勲(特別出演)
吉岡哲也(23) … 佐藤隆太

肥後大作(50) … 伊武雅刀
光森千佳(27) … 佐藤仁美
津田晋平(44) … 益岡 徹
池澤尚子(32) … 芳本美代子
大野里江子(38) … 奥貫 薫
冬柴康介(32) … 鈴木一真

三宅弘城、平山祐介、坂本真、坂本あきら、飯田基祐、臼田あさ美、一木有海 ほか

スタッフ

■原作
 「海猿」(小学館・ヤングサンデーコミックス)
 佐藤秀峰 ※原案・取材 小森陽一

■脚本
 福田 靖

■演出
 羽住英一郎(ROBOT)
 小林義則(共同テレビ)

■音楽
 佐藤直紀

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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