海猿

第1回 2005年7月5日(火)放送 あらすじ

#1 運命の幕開け

 仙崎大輔(伊藤英明)は海上保安庁、第七管区・福岡海上保安部に所属する経験1年の新米潜水士。健康食品会社の営業マンから転職したが、まだ一度も人命救助の経験は無く、地味な仕事の毎日だ。そんなある日、大輔は辞令を言い渡される。第三管区・横浜海上保安部への異動だった。大輔はすぐに伊沢環菜(加藤あい)に携帯電話をかける。環菜は、潜水士訓練生の時に知り合った、大輔にとっては“恋人”だ。
 しかし、新米服飾デザイナーの環菜は大輔が横浜に異動すると聞いて驚く。ちょうど環菜の引っ越しを手伝いに来ていた友人の光森千佳(佐藤仁美)が問いただすと、「友達が横浜に来るんです…」と、困っている様子だ。
 横浜に赴任した大輔が配属されたのは巡視船『ながれ』。第七管区時代より、はるかに古く小さい船に、ややがっかりの大輔を、船上で掃除をしていた軽いノリの主計士・吉岡哲也(佐藤隆太)が出迎える。早速、船長の勝田孝太郎(夏八木勲)が大輔を乗組員に紹介。勝田は『ながれ』を分身と言うほど、筋金の入った保安官だった。また、大輔には池澤真樹(仲村トオル)がバディと紹介される。池澤は極めて無口で、取り付く島も無い男だった。
 保安官行きつけのダイニングバー『オーシャンズ』で大輔の歓迎会が開かれた。帰国子女のウエイトレス・星野怜(臼田あさ美)が人気。そんな中、大輔の恋人の話になり、大輔は得意げに環菜というステディな恋人がいると自慢する。するとあたたかい雰囲気の歓迎会は即終了し、女性に縁がない乗組員から手荒い歓迎の「懸垂」をやらされてしまう。
 まったく同じ時、環菜は千佳に大輔のことを説明していた。実は、この1年間に1度しか顔を見ない程度の大輔の存在は、環菜にとって“メル友”関係というのが本当のところ。そんなことを言っている環菜の横に怜が現れる……つまり、そこは『オーシャンズ』だった! マスターの肥後大作(伊武雅刀)が目で指し示した先を見ると、そこには店内で懸垂をさせられている大輔が! 大輔は、環菜を見つけると大喜びで仲間に自慢気に紹介する。大輔の一方的な想いに、ほうほうの体で店を出る環菜。そして、外の階段を昇って…実は、環菜が引っ越した自宅は海保の溜まり場である『オーシャンズ』の上階だったのだ。
 大輔が『ながれ』に戻ると、池澤が黙々とトレーニングしていた。うるさく喋りかける大輔に機嫌を損ねた池澤は、大輔にバディとしての握手を求められると「俺がお前に助けられることは無い」と苦笑して去る。吉岡によると、池澤は特救隊員で特修科期間だけ『ながれ』にいるのだった。
 その夜、天候が荒れ、遭難が発生した。三浦半島沖でタンカー“エイジアントリップ号”の座礁による転覆である。『ながれ』に緊急出航命令が発せられた。現場に到着すると、タンカーはすでに沈没、乗組員2人が行方不明。池澤と大輔は、船内の調査救助に当たることになった。緊張で呼吸の荒くなる大輔。落ち着きはらい、的確に準備を整える池澤。二人は暗闇の海に飛び込んで…。

キャスト

仙崎大輔(26) … 伊藤英明
伊沢環菜(25) … 加藤あい
下川いわお(42) … 時任三郎
池澤真樹(38) … 仲村トオル
勝田孝太郎(55) … 夏八木勲(特別出演)
吉岡哲也(23) … 佐藤隆太

肥後大作(50) … 伊武雅刀
光森千佳(27) … 佐藤仁美
津田晋平(44) … 益岡 徹
池澤尚子(32) … 芳本美代子
大野里江子(38) … 奥貫 薫
冬柴康介(32) … 鈴木一真

三宅弘城、平山祐介、坂本真、坂本あきら、飯田基祐、臼田あさ美、一木有海 ほか

スタッフ

■原作
 「海猿」(小学館・ヤングサンデーコミックス)
 佐藤秀峰 ※原案・取材 小森陽一

■脚本
 福田 靖

■演出
 羽住英一郎(ROBOT)
 小林義則(共同テレビ)

■音楽
 佐藤直紀

■制作
 フジテレビ
 共同テレビ

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