第7回 2011年5月31日(火)放送 あらすじ

運命

 羽雲(加部亜門)の骨髄移植のドナーが見つからないまま12月に入ったが、病室には華織(井川遥)も見舞いに訪れるようになっていた。一方、大地(反町隆史)は羽雲の病室に詰めながらフリーライターの仕事を始めるのだが、慣れない仕事と介護の両立で疲労はピークに達していた。
 日本の骨髄バンクを通じてコーディネートを依頼されていた韓国の骨髄バンクで、羽雲のドナーが見つかった。華織から羽雲を救って欲しいと頼まれていた韓国の小児白血病の権威・李(チョン・ウソン)は、自ら羽雲の担当を希望。そして待ちわびる大地らにも、吉報がもたらされる。最高のクリスマスプレゼントだと喜ぶ大地だったが、その矢先、外出先で倒れてしまい、そのまま検査入院することになってしまう。ただの過労だとタカをくくっていた大地に、医師が告げた検査結果は意外なものだった…。
 1月になり、いよいよ羽雲の手術が行われることになるが、手術の前日、七海(榮倉奈々)はたまたま大地の検査結果を目にしてしまい、ショックを受ける。
 翌日、数時間に及んだ手術は無事に終了。だが、円山(伊原剛志)からは移植された骨髄が羽雲の体にうまく生着するかどうかが判明するまで、2週間は経過を見なければならないと説明される。一方、大地と華織が離婚していると知った李は、「父親って悲しい生き物ですね」と、大地に“カシコギ”という魚の話を始める。カシコギのオスはメスが生んだ稚魚を育て、子供が成長すると安心したかのように死んでいくという。“父親はどう生き、子どもに何を残して死んでいくべきなのか”という李の言葉が大地の胸に突き刺さり…。

キャスト

スタッフ

■原作
 「グッドライフ」 チョ・チャン イン著 (小学館文庫)

■脚本
 大島里美

■監督
 白木啓一郎(関西テレビ)

■チーフプロデューサー
 笠置高弘(関西テレビ)

■プロデューサー
 木村 淳(関西テレビ)

■アソシエイトプロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)

■音楽
 住友紀人

■制作著作
 関西テレビ

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