2024年6月19日更新
5月2日高知市の高須第二幼稚園と、5月3日高知市中央公園で開催された「こうち春花まつり」の会場で「災害にあったときにどうする?」をテーマにクイズ形式で学ぶ「楽しくソナエル防災」の出前授業を実施しました。
フジテレビの東中健アナウンサーと高知さんさんテレビの石井愛子アナウンサーとともに、もしもの時の備えについて一緒に学びました。
高知県に「防災のソナエ」の大切さを伝えに出張へ。
出張自体、そして四国に上陸するのも初めてでした。高知県には親戚が住んでいるのですが、機会を逃しぱっなしで。
ワクワクと不安がある中、初日は高須第二幼稚園での出前授業でした。内容が幼稚園の子どもには難しいのではないだろうか、伝わるだろうかと不安になっていた部分も最初はありました。しかし杞憂でした。驚いたのは子どもたちの防災への意識の高さです。
「津波が来たらどうする?」という質問に対して「高いところに逃げる、幼稚園に備え付けの津波避難タワーに逃げる」のように、具体的な答えをこの年齢で持っていることに感心しました。終始前のめりの姿勢に圧倒されながらこちらも楽しく授業ができました。
そして「高知さんさんテレビ」の夕方の番組「プライムこうち」にも出演させていただき、この日の出前授業についてお伝えしました。
2日目は「こうち春花まつり」のステージに集まってくださった人たちへ、同じく「防災のソナエ」について。春花まつりでは沢山のお花が飾られていて、花の香りの中、無事2日目も終えることができました。いつ起こるか分からない地震や津波に備えて、私たちの伝えたことが少しでも高知の皆さんの役に立てば幸いです。
大地震が発生すると、電気や水道など毎日当たり前のように使っているものが使えなくなってしまうということをまず知ってもらい、“ソナエル”ことの大切さをお話しました。 クイズや体験を交えていたためみなさん積極的に参加してくださり、一緒に楽しみながら学べたと思います。
高知県は南海トラフ巨大地震が起きた際、津波の被害も想定されています。
「津波が来たらどうする?」の問いかけに「高いところに逃げる」とすぐに答えられる子どもたちがたくさんいました。
でも、津波の高さについて「30cmでも立っていられなくなる」と伝えると驚いていました。一見、高くないように思えても実際は違うということを知ってもらえたのはとても大きなことだったと思います。
このイベントを通して私自身、備えていた“つもり”になっていたので、今一度備えを見直し、来る大地震に向け“ソナエ”続けていきたいです。