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2023年10月31日更新

防災

9月24日「KTSの日」で『親子でたのしくソナエル防災』を実施

「いつどこで起こるかわからない災害にあったときにどうする?」をテーマにクイズ形式で学ぶ親子向けの防災イベントを9月24日「KTSの日」で実施しました。フジテレビの安宅晃樹アナウンサーと鹿児島テレビの美川愛実アナウンサーと災害への備えについてなどを一緒に学びました。

今回は、鹿児島テレビ主催のイベント「KTSの日」にお邪魔し、『親子でたのしくソナエル防災』の授業をやってきました。実は去年もこのイベントで登壇する予定だったのですが、台風の影響で直前に中止になった経緯もあり、否が応でも気持ちが高まります。その熱い思いとは裏腹に、開始15分前になっても、会場はかなり空席が目立つ状況。とても不安でしたが、開始時間が近づくにつれてドッとみなさんが入って来てくださり、気づけば用意していた席では足らず、立ち見も大勢いる状態に。本当に嬉しい限りです。

大地震が起こった時には、「どんな備えが必要?」「ライフラインが復旧するにはどのくらいかかるの?」「乾電池は何本くらい必要?」などクイズを交えながら楽しく学んでいきました。2歳(推定)~中学生まで幅広い年代の子どもたちは、クイズの答えに歓声を上げたり、ガチャピンの分身を見て「かわいい~!」と言ったり、まさに“たのしく”学んでいました。 一方、大人の方は、「それだけの防災グッズをどこに収納しようか…」など、子ども以上にリアルに感じてくださっているような表情がとても印象的でした。

防災は、一人だけが100点でも地域を救うことは出来ません。
一人ひとりが少しずつでも防災意識を持ち、地域全体で100点を目指すことができれば。そんな思いで30分間のステージに立たせていただきました。

会場にお越しいただいたみなさん、そして鹿児島テレビのみなさん、本当にありがとうございました。

文:安宅晃樹(フジテレビ アナウンサー)

鹿児島では初開催となった「ソナエル防災」のステージ。去年開催は台風で開催が中止になってしまった背景もあり、今回はなんとしても子どもたちに届けたかったイベントでした。
2回のステージ、みなさんに来ていただけるか不安もあるなか、まずは安宅アナウンサー、スタッフそして私もそれぞれ呼びかけに。するとだんだん会場がにぎわい、ほぼ満席になりました。

何が、どれくらい必要なのか。電池は?トイレは?情報はどうする?備えることについて、いらっしゃったご家族や、子どもたちの生活にあてはめて考えていきました。
鹿児島での開催ということでクイズの一つは桜島について出題です。大正大噴火の映像をみんなで見て、当時の人たちの経験からどんな備えが生まれたのか学びました。

30分間のステージで嬉しいと感じたのは、子どもたちが次々と手を上げてクイズに向き合ってくれたこと。こうやって一緒に考える時間が、備えることのはじまりなんだと感じます。
今年で30回を迎えた鹿児島テレビのイベント「KTSの日」。全国各地で災害が起きる中、鹿児島の自然の中でどうすれば安全に暮らしていけるのか。新たな試みと共に楽しく学んでいくきっかけが生まれていたらいいなと思います。

文:美川愛実(鹿児島テレビ アナウンサー)

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