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2023年8月16日更新

南極出前授業

地球の未来について考える「南極出前授業」を鹿児島の離島で実施

『Dr.コトー診療所』の原作地として知られる鹿児島県甑島(こしきしま)で、第64次南極地域観測隊に2022年11月から2023年3月まで同行取材したフジテレビ大塚隆広記者による「南極出前授業」を7月6日に開催しました。

今回は、甑島列島にある下甑島(しもこしきしま)の海星中学校の中学生と長浜小学校・手打小学校・鹿島小学校の5・6年生、合わせて46人が参加してくれました。

授業では、南極にいる生き物、季節や気温の話、そして現在南極の氷がどれくらい溶けているか、もし南極の氷が全部溶けてしまったらどうなってしまうのかを話しました。また日本の観測隊が地球の未来を正確に知るために調査している内容について説明をすると、生徒・児童たちは真剣に耳を傾けてくれました。

生徒たちからは「今からいっぱい勉強して、二酸化炭素を出さないようにできるよねとか、そういう発見をしていきたい」「ずっと島に住んでいて島が大好きなので、奉仕作業をこれからも続けていきたい」と地球環境について考えるきっかけになった感想が聞かれました。

授業の最後に、蒸し暑い体育館の中で、何万年も前の空気が閉じ込められている南極の氷に触れてもらい、氷が溶けるときの「パチパチ」という音を聞いたり、匂いをかぐなどの体験をし、南極を感じてもらいました。

今後も「南極出前授業」を通して、地球環境についての大切さを伝えていきたいと考えています。

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