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2023年4月7日更新

防災

3月4日『親子でたのしくソナエル防災』を実施

「いつどこで起こるかわからない災害にあったときにどうする?」をテーマにクイズ形式で学ぶ親子向けの防災イベントを長崎で開催しました。今回は、テレビ長崎と一緒に地元・長崎で起こりえる災害への備えについてもみんなで学びました。

3月4日テレビ長崎主催イベント「Harufes2023 ~みんなでSDGs~」で『親子でたのしくソナエル防災』を実施しました。いつ起きてもおかしくない災害に対して、どんなことを知ってどんな備えをすれば良いのか?親子で楽しみながら学ぶ防災出前授業です。
全国各地を取材で飛び回っている私も実は長崎は初めてで、とても新鮮な気持ちで空港に降り立ちました。

40キロ近くあるガチャピンの人形を使いながら、子どもたちと一緒に毛布で担架を作り運んでみたり、一緒にクイズの答えを考えてみたり、長崎の過去の災害を振り返ってみたり...。

災害は怖いです。ただ、正しく恐れ、事前にできることは備える。
自分で自分の身を守り、そして周りの人たちと助け合う。自助・共助が基本です。
ご自身がお住まいの地域によって、起こりやすい災害や対策は異なります。
電池は、水は、食料は、足りているでしょうか?簡易トイレはどこにどれくらいありますか?
私も改めて自宅で確認しました。日頃の備えが何よりも大切だと感じました。

文:木村拓也(フジテレビ アナウンサー)

私が入社したばかりの2020年9月、長崎県は豪雨に見舞われました。初めての災害報道で、雨の影響により電気が止まってしまったご家庭を取材しました。その家には産まれたばかりの赤ちゃんもいて、復旧の目途も立たないまま一家はとても不安そうな様子でした。

その時、自分自身にもっと知識があれば何か役に立てたのに、と無力さを感じていました。そこで実感した、災害時に命や生活を守るには何よりも「備える」ことが大事だということを「ソナエル防災」で伝えることができたのではと思います。

興味津々なまなざしを向けてくれた子どもたちや積極的に質問をしてくれたご家族も多く、防災という難しいテーマにも関わらず、会場はとてもあたたかい雰囲気だったように感じます。

普段からニュースキャスターとして防災についてお伝えしていますが、木村アナウンサーの言葉選びや来場者を引き込んでいくような進行の仕方を学ぶことができて、今後のニュースの伝え方に関してもとても参考になりました。

文:中村葉月(テレビ長崎 アナウンサー)

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