2022年8月3日更新
6年生 「スピーチ講座」
先生:遠藤玲子アナ/木下康太郎アナ
今回『あなせん』で伺ったのは、横浜市立中田小学校。
元気いっぱいの6年生と行ったのは「スピーチ講座」でした。
「スピーチ」のポイントは、聞き手に話し手の言葉がしっかり伝わること。
基本的な発声、発音はもちろん、相手に伝わる話し方とは一体どのような話し方なのか?それはいかに目の前の原稿を読まず、自分の言葉で伝えられるか。「読む」のではなく、「話す」。
このことに気づかされたのは、実は子どもたちからの私への質問でした。
「アナウンサーにインタビューをする」コーナーで、子どもたちから「ニュース原稿や、ナレーション原稿を読む際に心掛けていることは?」と聞かれ、私の出した答えは、「いかに原稿を読んでいないように話せるのか」。
そうなんです!ニュースでもナレーションでも、そしてスピーチでも、すべてに共通するのが「読んでいないと思わせること」なのです。そのためには、伝える内容を自分で理解し、自分の言葉で話すことが重要です。そうすれば、自然と強弱もつき、間も取れたりするはずです。
私事ではありますが、7年ぶりにアナウンス室に復帰し、アナウンサーとして初心に戻っている今日この頃…子どもたちに教えると同時に、改めて私自身も考えさせられ、気づかされる『あなせん』となりました。
今回、遠藤玲子アナとペアを組んで行った『あなせん』の授業のテーマは「スピーチ講座」。
普段、自分たちが感覚的にやっていることをどう言葉にして子どもたちに伝えられるか、正直、前日からかなり悩んでいました...
当日は100人上の子どもたちが参加してくれましたが、授業の冒頭からみんなの元気の良さと勢いのおかげでスムーズに授業を進めることができました。
特に今回感じたのが吸収力の高さと好奇心です。教えたことをすぐに理解し、実践してくれることで教えている私たちもとても助かりました。更に、私や遠藤アナに質問をして、その内容をまとめるというコーナーでは、時間内に収まりきらないくらいの質問で溢れました。
このあと開催されるスピーチコンテストに参加する子もいましたが、今回私たちが教えたことが何か良い形でみんなの人生に影響したらとても嬉しいです。
また、『あなせん』に参加したいと思いました!