美術制作局と美術関連協力会社が宮城県名取市で『こども笑顔プロジェクト』を実施
[2014年6月18日更新分]
フジテレビ美術制作局と美術関連協力会社からなる「八美会」が、テレビ美術の力で被災地の子どもたちに笑顔を届けようと立ち上げた被災地復興支援『こども笑顔プロジェクト』。2回目のイベントが4月20日、宮城県名取市のゆりあげ港朝市内の「メイプル館」で行われました。
今回も、日々の番組を支えるフジテレビ美術スタッフ23人が参加、セットの廃材を利用したノコギリ体験や輪ゴム鉄砲の工作コーナー、そしてプロのメイク・衣裳スタッフによる扮装コーナー、さらにデザイナーと一緒に絵を描く新コーナーを作りました。
会場にはイベント開始の9時前から行列ができ、午後3時の終了まで、スタッフが休む間もないくらいの盛況でした。地元の人の話では、普段、朝市に来ない人が来てくれたとのことで、会場は多くの家族連れでにぎわい、たくさんの笑顔に出会えた一日でした。
扮装コーナーでの一番人気は、女の子の憧れ“プリンセス”、男の子の人気は“忍者”。
かつてはゆりあげ地区に桜があり、人が集まって花見をしていたという話を聞き、セットで使う桜の花を用意して、楽しんでもらいました。
文:豊田亮介(フジテレビ 美術制作センター)