第6回 2004年8月10日(火)放送 あらすじ

#6 あきらめない

 泳吉(市原隼人)、洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)、岩田(小池徹平)、佐野(木村了)の5人は、滝の下でシンクロの練習を続けていた。とりわけ張り切っていたのは仙一と佐野だ。その理由は、梢(鈴木えみ)が差し入れを持って見学に来ていたからだった。が、近くにある寺の住職(不破央)に怒られ、その場所から追い出されてしまった泳吉たちは、またもや練習場所を失ってしまう。
 
 その帰り道、5人は、栞(石原さとみ)の母・薫(森下愛子)に出会う。栞一家が、泳吉の祖父・亀吉(今福將雄)の家の母屋を借りて住んでいることを知らない仙一、岩田、佐野の3人は、薫を泳吉の母だと勘違いしてしまう。薫に誘われて、一行が水嶋家に向かうと、ちょうどそこに栞が帰ってくる。事情を知り、急にニヤニヤする仙一たち。栞たち姫乃高校吹奏楽部がプールもある合宿施設に行くことを知った仙一たちは、泳吉と同居していることを内緒にする代わりに、吹奏楽部の合宿に同行できるよう顧問の晴香(井上和香)を説得して欲しい、と栞に頼む。

 泳吉たちは、栞のおかげで無事合宿に同行することが出来た。が、実は彼らの役割は、合宿所の雑用を手伝うボランティアだった。プールを目の前にしながら、練習も出来ない泳吉たち。やがてその合宿所には、夏子(山口紗弥加)が顧問を務め、生徒会長の加代(浅見れいな)も所属する姫乃高校陸上部や、大学のサークルなどが大挙して押し寄せ、泳吉たちは休むヒマもない。おまけに、こっそりプールに忍び込んでゲリラ公演をやろう、などと話しているのを運悪く加代に聞かれてしまう。合宿所を追い返されそうになった泳吉たちは、事情を知って駆けつけた早乙女(金子貴俊)のおかげで残ることが出来たが、仕事に追われて、シンクロの練習などまったく出来ない状況だった。

 数日後、加代たち陸上部の面々は、県大会に備えて、合宿所から競技場近くの宿舎に移ることになった。ちょうどその日は、大学のサークルなどの出発も重なっていたため、玄関先は大混乱だった。そんな中、仙一は、岩田から加代のスパイクなどが入ったバッグを手渡される。ちょうどその時、梢がティンパニを抱えてやってきた。仙一は、加代のバッグをそこに置いて、梢の手助けをするが…。

キャスト

水嶋泳吉 … 市原隼人
矢沢 栞 … 石原さとみ
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山本洋介 … 中尾明慶
川崎仙一 … 斉藤慶太
岩田巌男 … 小池徹平
佐野秀樹 … 木村 了
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早乙女 聖 … 金子貴俊
大原夏子 … 山口紗弥加
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大場加代 … 浅見れいな
越野晴香 … 井上和香
北川 梢 … 鈴木えみ
樫山礼子 … キムラ緑子
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水嶋亀吉 … 今福將雄
矢沢 薫 … 森下愛子
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矢沢 明 … 小日向文世
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粕谷耕造 … 佐野史郎

スタッフ

■原作
  矢口史靖/アルタミラピクチャーズ
■脚本
  橋本裕志
■企画
  金井卓也
  関口大輔
■演出
  佐藤祐市
  高橋伸之
  吉田使憲
■プロデューサー
  船津浩一
  柳川由起子
■音楽
  佐藤直紀
■制作
  フジテレビジョン
  共同テレビジョン

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