ウォーターボーイズ2
#10 退部届
泳吉(市原隼人)、洋介(中尾明慶)、仙一(斉藤慶太)、岩田(小池徹平)、佐野(木村了)の5人に、勘八(篠原孝文)、加藤(佐藤ただすけ)、沼田(藤沼豊)を加えたシンクロ・メンバーたちは、粕谷(佐野史郎)の指導の下、厳しい練習を続けていた。粕谷のことを嫌う夏子(山口紗弥加)は、水泳審議会から問題視されているような人間が指導することに反対する。が、校長の樫山(キムラ緑子)から、もう少しようすを見てもいいのでは、とたしなめられていた。
一方、栞(石原さとみ)は、明(小日向文世)と薫(森下愛子)に、吹奏楽部が全国大会で入賞できたら東京の音大に行かせてほしい、と頼む。明は、勤めていたローカル線が廃線となることが決まったため、他の鉄道会社を回って再就職口を探すと同時に、組合を通じて廃線撤回の交渉を続けていた。それでも明たちは、栞の夢を応援しようと決心していた。
そんなある日、亡き夫が遺したベーカリーショップを切り盛りしていた洋介の母・千代(阿知波悟美)が、過労で倒れて入院してしまう。洋介は、店を守るために、シンクロの練習を休んで働きはじめる。
泳吉たちは、洋介のようすがおかしいことを気にしながら、シンクロ公演をやらせてくれる学校を探し続けていた。しかし、水泳審議会が粕谷のことを問題にしていることもあって、学校探しは難航する。そこで泳吉は、単身、水泳審議会を訪ねた。審議会が緑ヶ丘高校に出したシンクロ公演中止の勧告を撤回してもらうためだった。そして、そこで泳吉は、かつて粕谷の指導を受けていたという女子シンクロのコーチ・貴和子(原沙知絵)に出会う。貴和子は、夏子とも知り合いのようだった。するとそこに、粕谷が現われ…。
一方、栞(石原さとみ)は、明(小日向文世)と薫(森下愛子)に、吹奏楽部が全国大会で入賞できたら東京の音大に行かせてほしい、と頼む。明は、勤めていたローカル線が廃線となることが決まったため、他の鉄道会社を回って再就職口を探すと同時に、組合を通じて廃線撤回の交渉を続けていた。それでも明たちは、栞の夢を応援しようと決心していた。
そんなある日、亡き夫が遺したベーカリーショップを切り盛りしていた洋介の母・千代(阿知波悟美)が、過労で倒れて入院してしまう。洋介は、店を守るために、シンクロの練習を休んで働きはじめる。
泳吉たちは、洋介のようすがおかしいことを気にしながら、シンクロ公演をやらせてくれる学校を探し続けていた。しかし、水泳審議会が粕谷のことを問題にしていることもあって、学校探しは難航する。そこで泳吉は、単身、水泳審議会を訪ねた。審議会が緑ヶ丘高校に出したシンクロ公演中止の勧告を撤回してもらうためだった。そして、そこで泳吉は、かつて粕谷の指導を受けていたという女子シンクロのコーチ・貴和子(原沙知絵)に出会う。貴和子は、夏子とも知り合いのようだった。するとそこに、粕谷が現われ…。