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第11回 2006年6月26日(月)放送 あらすじ

さよなら…伝説のオンナ

 椿木春香(天海祐希)、飛鳥望美(矢田亜希子)ら『ザ・ニュース』スタッフは、CNB会長、結城英雄(伊武雅刀)が絡んだ政治家との闇献金問題の報道に踏み切る。身内のスキャンダルをスクープした形だ。しかし、社長室で番組を見ていた英雄は息子の雅人(谷原章介)に、このニュースは誤報だと話す。雅人は父の言葉に愕然としながらも、本当のことを話して欲しいと頼む。だが、英雄は闇献金に自分は一切関与していないと改めて否定し、『ザ・ニュース』の暴走を許した雅人を裏切り者と罵った。
 『ザ・ニュース』の自社告発報道に、世論も検察も敏感に反応。だが、英雄は雅人に話したように、検察の事情聴取では全面否認を貫いている。また、『ザ・ニュース』への自社の反応も厳しかった。番組の打ち切りが決定したのだ。蟹原健介(玉木宏)たちスタッフは、そのことに対して一様に憤りを覚える。
 一方、春香と望美は、マンションでいつものように、食事をしながら言い合いをしていた。他愛もない話題から、いつしか二人の会話の内容は、キャスターを辞めた後の春香の身の振り方についてとなる。望美は、雅人とは全く連絡をとっていないと言う春香が心配になる。
 『ザ・ニュース』に残された時間はあとわずか。春香は、そんなことをおくびにも出さず、毅然とした態度でキャスターとして都内で起きた爆弾騒ぎを伝えていた。その姿を見て、石場小吉(生瀬勝久)が、最後まで頑張ろうとスタッフたちに気合を入れるのだが…。番組放送後、とんでもないニュースが飛び込んでくる。なんと、例の闇献金疑惑で英雄の秘書が、会長の事件へのかかわりを否定した上で、贈賄の指示を出したのは雅人だと供述したのだ。当の雅人は、早々に検察に呼び出される。話を聞いた春香、そして『ザ・ニュース』のスタッフたちに激しい動揺が走った。
 次の日、報道センターでは、スタッフが検察で事情聴取されている雅人の身を案じていた。そこに、花屋のエプロンをした男(雪嶋直樹)が春香宛ての花籠を届けにくる。受け取った望美は、出て行く男がさりげなく春香に視線を向けたことには気づかなかった。入れ違いにやって来たのは、元報道局長の柴田勝俊(児玉清)。柴田は、系列会社出向にあたっての挨拶を済ますと、雅人を迎えに行こうと春香を連れ出した。
 聴取を終えた雅人を車に迎え入れた柴田は、そのまま春香のマンションへ。柴田と望美は二人が話しやすいように席を外す。春香は、事情聴取の様子を聞くのだが、雅人は関係ないと突っぱねる。それどころか、自分が逮捕されれば全て丸く収まり、誰も困らないと言い出した。その言葉を聞いた春香は、困る人間はいる、と激しく反発。そして、それは自分だ、と言葉を続けた。しかし、雅人は、それには答えることなくマンションを出て行ってしまった。
 翌日から春香は、英雄に会うため、彼の邸宅前で待ち続ける。そんなある日、春香に差し入れを持っていった望美の携帯に、雅人の再聴取が始まったとの連絡が。慌てて邸宅のインターフォンを鳴らす春香。インターフォンに向かって、雅人が、あなたの息子が罪をかぶろうとしていると訴えた。すると…沈黙の後、玄関の鍵が開いた。
 春香と望美は、英雄の書斎に通される。英雄は、雅人が昔から自分には懐かなかったと語り始めた。春香は、そんな英雄の心、雅人の心、父子の心をなんとか繋げようと…。
 そんな時、『ザ・ニュース』の春香宛に、爆弾犯から脅迫状が届いた。以前、爆弾騒ぎをニュースに取り上げた春香を逆恨みした様子。番組中に春香が土下座しなければ、都内に仕掛けた爆弾を破裂させるとある。折りしも、その日は『ザ・ニュース』の最終日。石場たちが動揺する中、放送が始まった。と、その時、望美は報道センター内に不審者を見つけて…。

キャスト

天海祐希
矢田亜希子
玉木 宏
谷原章介
松下奈緒
松田翔太
田丸麻紀
  ・
須藤理彩
矢島健一
  ・
生瀬勝久
児玉 清

ほか

スタッフ

■脚本
 坂元裕二

■演出
 平野 眞

■プロデュース
 現王園佳正

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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