第7回 2009年11月30日(月)放送 あらすじ

過去との付き合い方

 やっと追い詰めた神野を取り逃がしてしまった高倉奏(小栗旬)たち。奏の手元には神野がつけていた赤い石のついたハチのバッジが残る。奏に、松永由岐(吉高由里子)は神野が自分の恋人だったことを思い出したと打ち明けた。奏はなぜ隠していたのかと由岐を責め、さらなる情報を求める。しかし、由岐はまだ鮮明な記憶を取り戻すまでにはいたっていない。奏は、吉村=甲斐崎ヒロト(水上剣星)が神野を裏切り、追っている人間だったと話し、由岐にもうバイトには行かせないと告げた。以来、気まずくなる奏と由岐の雰囲気に工藤マルオ(水嶋ヒロ)はやきもきし始める。
 神野は逃したが、特殊捜査課は組織の部下を捕らえていた。だが、部下たちの神野に関する話はバラバラで使い物にならない。そんな中、鈴江光男(志賀廣太郎)は賭博に関する情報を得た。どうやら、神野は組織を再編して事業拡大を狙っている様子。直近の狙いは日米対抗野球。プロ球団、シャークスの矢野亮介(塚本高史)が関与しているらしい。奏とマルオは、矢野の張り込みを始める。
 マルオは、日ごとに奏からドライに扱われる由岐が心配。由岐も自分が神野の恋人だったら奏に冷たくされても仕方ないとあきらめムード。そんな由岐にマルオは、久しぶりに3人でディナーをしないかと誘う。マルオの提案に、由岐も手料理を作ると乗ってくる。
 その日、由岐は西岡ゆり(ともさかりえ)、堀川経一(勝地涼)と神野との思い出が残る場所を巡る。由岐は過去のほとんどを思い出したが、ニューヨークでの最後の記憶が封印されたままだ。早く全部思い出したいと焦る由岐に、ゆりは辛い記憶を無理に思い出す必要はないと話す。
 その頃、日米対抗戦を明日に控えた捜査課だったが、元締めが判明せず摘発にはいたれない。球場で矢野を見張る奏は、本人に聞いてみると言う。しかし、素直に答えるわけがない。そんな時、マルオはスタンドに不審な男を見つける。
 帰り道、由岐とのディナーを念押しして奏を先にマンションへ帰すマルオ。マルオはディナーのためのケーキを買いに行く。と、その店先に球場で見かけた不審者が。マルオが追うと、男は雑居ビルへと姿を消す。そこは、賭博に参加している組事務所。中からは、賭博に関する男たちの会話が聞こえる。マルオは奏に連絡しようとするが、中断して大友幸三(三浦友和)に連絡。大友の制止も聞かず、事務所へと飛び込んで行く。
 一方、マンションに戻った奏は、由岐と2人きりで…。

キャスト

小栗 旬
水嶋ヒロ
吉高由里子
勝地 涼
東 幹久
志賀廣太郎
臼田あさ美
  ○
ともさかりえ
  ○
水上剣星
矢崎 広
川口春奈
吉村卓也
  ○
田中好子(特別出演)
大塚寧々
三浦友和

スタッフ

■脚本
 福田雄一

■演出
 成田 岳
 石井祐介

■音楽
 Rita-iota

■プロデュース
 鹿内 植

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