第10回 2009年12月21日(月)放送 あらすじ

決着のクリスマス

 高倉奏(小栗旬)は、勝手に甲斐崎ヒロト(水上剣星)の病室に行った松永由岐(吉高由里子)に怒りをぶつける。工藤マルオ(水嶋ヒロ)や西岡ゆり(ともさかりえ)がとりなそうとするが、奏は本気で由岐の身を心配していたようだ。
 特殊捜査課は、捕らえていた神野京介(仲村トオル)の部下から、麻薬の巨額取引の日時を探り出す。それは、12月24日で、神野が由岐と再会の約束をした日だった。だが、肝心の取引相手と場所がわからない。そこに、ニューヨーク市警の指揮官・三上真一郎(別所哲也)が現れた。三上は、今後の神野捜査の指揮権はニューヨーク市警が掌握すると宣言。日本の警視総監の許可も得たと言う。さらに、三上は由岐も自分たちの監視下に置くと続けた。
 由岐は身柄をホテルに移された。あくまで由岐は、三上たちの任意同行なので、マルオは連れ帰ろうとする。だが、由岐は三上たちに納得しているようだ。
 神野の取引相手と、その場所はなかなか判明しない。だが、三上はアメリカの麻薬王、デイビッド・ロッシの極秘来日情報をつかむ。三上は、神野とロッシの取引の可能性を示唆するが、奏はうなずけない。神野とロッシは、敵対する関係だからだ。
 奏とマルオは堀川経一(勝地涼)の見舞いに行く。堀川に付き添っていた田中真紀(臼田あさ美)は、奏たちに由岐を連れ出したことを詫びる。そして、真紀は由岐が神野に会いたかったのではないかと推測した。
 由岐のホテルをマルオが訪ねる。奏も誘ったのだが、来なかったのだ。だが、マルオがマンションに帰ると奏はいつになくソワソワ。どうやら、由岐の状況を聞きたいらしい。マルオが話そうとすると携帯電話が鳴る。捜査課からの緊急招集だった。
 奏とマルオは、捜査課がつかんだ神野とロッシの会食場所を見張る。しかし、突然、何者かに狙撃されてしまう。どうやら、警察の動きが読まれていたらしい。あるいは、偽の情報をつかまされたのか…。
 クリスマスイヴ前日、堀川と真紀は由岐とホテルのロビーで会う。すると、ホテルマンが由岐にメッセージカードを持って来た。カードには、神野からイヴに約束場所で待っていると由岐へのメッセージが。そして、ホテルマンがベルをならすと目の前のツリーが点灯。その光景に、由岐は神野との約束の場所を思い出した。
 クリスマスイヴ。奏やマルオたちは、ついにつかんだ神野たちの取引場所へと向かう。しかし、その途中、奏はロッシの資料からある事実に気づく。一方、神野との約束の場所を懸命に思い出そうとする由岐は…。
 果たして、奏は亡き父の敵を討てるのか? 由岐は神野との再会を選ぶのか? その時、マルオは!?

キャスト

スタッフ

■脚本
 福田雄一

■演出
 成田 岳
 石井祐介

■音楽
 Rita-iota

■プロデュース
 鹿内 植

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