第2回 2009年10月26日(月)放送 あらすじ

親子を守る戦闘術

 高倉奏(小栗旬)と工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、とあるデートクラブを摘発。奏が追う組織が関与するとの情報もあり、拳銃も押収される。だが、組織の人間が使用する“蜂のバッジ”は見つからず、どうやら情報はガセだった。その夜、組織に追われる松永由岐(吉高由里子)を警護する奏たちは、彼女をかくまうマンションを移す。
 次の日、特殊捜査課で奏とマルオは課長の大友幸三(三浦友和)から、新たな事件の発生を告げられる。大物弁護士・小宮山義彦(杉本哲太)が自宅前で何者かに狙撃されたのだ。狙撃は失敗したのだが、悪徳ともやゆされる小宮山は離婚していて、息子の宏輔(小林海人)と2人暮し。大友は、課員たちに調査を命じる。奏とマルオが小宮山の自宅へ現場検証に向うと、鈴江光男(志賀廣太郎)が宏輔の相手をしていた。一方、益子礼二(東幹久)は小宮山の事務所へ向かう。
 奏たちは嫌がる宏輔を説得し、警察で保護すると家から連れ出した。別行動に出た奏は、ひとりである店に入る。そこで“蜂のバッジ”について聞くのだが、居合わせた男たちは否定して、奏にいきなり襲い掛かってきた。男たちを制圧した奏は黙って去って行く。すると、部屋の奥から甲斐崎ヒロト(水上剣星)が現れた。
 マルオと鈴江は、宏輔を小宮山の事務所へと連れて行く。鈴江は警察の官舎で宏輔を保護すると説明するが、小宮山は弁護士の息子なら1人で留守番できるはずだと冷たく対応。事務所を飛び出した宏輔は、父親は自分のことを何とも思っていないと泣き出してしまう。そんな宏輔を、1人で官舎に泊めるわけにはいかないと思いをめぐらせたマルオは、ある事にひらめいた。
 マルオは宏輔を由岐のマンションへ連れて行く。自分が狙われているのに、なぜ自分が宏輔を守るのかと反対する由岐。しかし、マルオの懇願に、自分に仕事が出来たと妙な納得をして由岐は宏輔を受け入れる。
 特捜課では、課員たちが小宮山の件の捜査を大友に報告。しかし、狙撃犯につながる手がかりは得られていなかった。小宮山は、宏輔とは別に警視庁の官舎に身を寄せる。報告が終わると、大友は奏を呼んで小宮山に関する書類を渡す。資料によると、小宮山は奏が追う組織のボスの弁護も2年前に担当していた。
 由岐のマンションに戻った奏は、宏輔の足のあざからイジメに気づく。どうやら宏輔は小宮山の仕事のせいで、学校でイジメにあっているらしい。転校したいと訴える宏輔に、奏は格闘術を教えだす。
 翌日から、奏とマルオは小宮山の警護につく。事務所に着いた小宮山は、クライアントの建設会社社長・柴田雄三(佐々木勝彦)に電話。柴田は今日中に、解決してもらわなくてはいけない物件があると、刑事たちを振り切って自分のもとに来るようにと頼む。すると、小宮山は資料室に入り、裏のドアから事務所を出て行ってしまった。小宮山の行動に気づいた奏たちが後を追う。事務所を出た奏たちは、タクシーを捕まえようとしている小宮山を発見。ホッとしたのもつかの間、小宮山の足元に銃弾が炸裂!!
 一向に狙撃犯の手がかりがつかめない。小宮山への執拗に続く攻撃に防戦一方の奏たち。そして、犯人たちのほこさきは宏輔に…!

キャスト

小栗 旬
水嶋ヒロ
吉高由里子
勝地 涼
東 幹久
志賀廣太郎
臼田あさ美
   ○
ともさかりえ
   ○
水上剣星
矢崎 広
川口春奈
吉村卓也
   ○
田中好子(特別出演)
大塚寧々
三浦友和

■2話ゲスト
 杉本哲太

スタッフ

■脚本
 福田雄一

■演出
 成田 岳
 石井祐介

■音楽
 Rita-iota

■プロデュース
 鹿内 植

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