第6回 2011年2月15日(火)放送 あらすじ

全てがバレるとき…地獄の快気祝い

 沙希(仲間由紀恵)は夫の雅彦(高知東生)に会い、離婚を承諾してほしいと再び懇願されるが、頑として受け入れようとしない。雅彦は息子の隼人が亡くなった池の近くに沙希が住んでいることを突き止め、何かを企んでいるのではないか問い詰めるが、沙希は「隼人を忘れたくないだけ」と否定。しかし、沙希の激しい気性を知っている雅彦には、別の意図があるように思えてならない。

 一方、沙希と慎二(渡部篤郎)の関係はさらに深まっていった。まもなく赴任先の大阪から東京に戻ることが決まった慎二は、東京でも関係を続けることを沙希に約束する。
 そんな中、美津子(草笛光子)が退院の日を迎えた。帰宅の準備を手伝いにきた絵里子(檀れい)に、美津子は快気祝いに沙希を呼んでほしいと告げる。沙希をすっかり気に入っている様子の美津子。しかし、加奈(鈴木砂羽)から「沙希が現れてから絵里子が周囲とうまくいかなくなったのでは」と指摘された絵里子は、どこか気が乗らず、曖昧にうなずく。
 病院を出た絵里子は駿(青山和也)を迎えに幼稚園へ。ところがすでに駿は真由美(三浦理恵子)らに連れられて帰った後だという。慌てて真由美の店に向かうが、そこに駿の姿はなく、沙希が連れて帰ったと知らされる。絵里子は、連絡もなく勝手に駿を連れ帰るのは困ると沙希をとがめ、沙希は素直に謝るが、その言葉に見え隠れする沙希の駿への執着心に絵里子は当惑する。

 絵里子は真由美から聞いた慎二の浮気疑惑の真偽を確かめようと、慎二に会いに大阪へ。久しぶりの一家だんらんに気持ちもほぐれ、慎二の裏切りは嘘ではないかと思う絵里子。しかしその夜、慎二のマンションで女物の櫛を見つけてしまう。それは、沙希がわざと残していった櫛だった。

 数日後、美津子の快気祝いが開かれることになった。絵里子にとって久しぶりの明るい出来事。
 慎二も大阪から戻り、美津子夫婦も揃って賑やかにテーブルについた時、チャイムが鳴った。
 美津子のリクエストで沙希も招かれているパーティー。
 それは、慎二と“隣人”との初対面であった…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 神山由美子

■演出
 今井和久
 小松隆志
 星野和成

■プロデュース
 豊福陽子(関西テレビ)
 遠田孝一(MMJ)
 浅井千瑞(MMJ)

■音楽
 池 頼広

■制作
 関西テレビ放送
 メディアミックス・ジャパン(MMJ)

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