このドラマは、ヒロイン・麻美(遊井亮子)が、困難に立ち向かいながらも、冬樹(関口知宏)と直也(村井克行)とともに少しずつ傷を癒し、自尊心を取り戻し、少女から一人の女性として自立していく姿を描く、愛と成長の物語。
　主人公・片瀬麻美は、生まれつき髪が赤く、そのことで小さい頃から虐められ、家族にも愛情を注がれず生きてきた。容姿にも性格にも、自分のすべてにコンプレックスを持っているそんな彼女が、ある日、兄の友人にレイプされてしまう。醜いからといって、顔に紙袋をかぶせられて…。彼女はひどく傷つき、故郷を飛び出し上京する。やがて麻美は、日高冬樹と芹川直也という二人の男性に出会う。同じ父を持ちながら、愛人の子である冬樹と、正妻の子である直也は、激しく憎みあっている仲。麻美は、冬樹と恋に落ちるが、やがて彼の裏切りが発覚し、彼女は直也のもとへ。しかし、直也には、誰にも知られたくない秘密があり…。