第7回 2010年2月23日(火)放送 あらすじ

産みたい

 妊娠のことを、もう一度調べた方がいいとゆきえ(佐々木希)から忠告された鳴海(深田恭子)は病院へ。人間ドックのため、たまたま院内にいた健一郎(佐藤隆太)に出くわし、体の具合でも悪いのかと聞かれるが、しどろもどろ。結局、診察も受けないまま逃げ帰ってしまう。

 様子のおかしい鳴海を案じる健一郎だが、これ以上、鳴海にかかわって佳乃(貫地谷しほり)に心配をかけるわけにもいかない。そこで熊沢(田中圭)に「お前があいつを病院に連れて行ってやってくれ」と世話を頼む。鳴海が苦手な熊沢は「なんで俺なんだよ」と気が進まないが、健一郎と佳乃のためならと、これを引き受ける。

 数日後、渋々ながらも鳴海に会った熊沢は「お前、病気なんだろ」と体調のことを聞こうとするが軽くいなされ、佳乃に寄せる思いを抑えて健一郎との恋を応援する態度をからかわれて怒り心頭。そんなとき、突然目の前で鳴海が倒れ、意識を失ってしまった。

 鳴海を病院に担ぎ込んだ熊沢は、健一郎に連絡。ちょうど佳乃とデートに出かけるところだったが「こっちは俺が見ておくから来なくていい」と熊沢に釘を刺される。鳴海のことを心配しつつも出かけようとする健一郎。そんな健一郎の葛藤を察した佳乃は「ケンちゃんらしくない。困っている人、ほっとくなんて」と言い、一緒に病院へ行こうと促す。

 鳴海の病室に駆けつけた健一郎は、医者から検査の結果を聞かされて仰天。なんと鳴海は妊娠3カ月だった。そこに健一郎から知らせを受けた典夫(渡部篤郎)が現れるが、自分が父親かもしれないと鳴海に指摘され、動揺して病室から逃げ出してしまう。

 ところがまもなく、思わぬ事実が発覚。お腹の子の父親かもしれない男がもう1人いると鳴海が言い出したのだ。しかも鳴海はその男の連絡先さえ知らず、どこにいるかわからないという。呆れる健一郎らを「プライベートな問題なんだから関係ないでしょ」と病室から追い出す鳴海。だが、駆けつけたゆきえには「1人で生んで育てるなんて無理かな」と不安でいっぱいの胸の内を漏らす。

 一方、後ろ髪を引かれながら病院を出た健一郎は「困ってる人間をほっとくなんてできない」と思い直して鳴海のもとへ戻り、もう1人の男を自分が探し出すと宣言。「そいつが父親だって認めて面倒見てくれるかもしれない。そしたら安心して子ども生めるだろ」と意気込む健一郎に鳴海は戸惑うが…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 尾崎将也

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 浅井千瑞(MMJ)

■演出
 大塚 徹

■音楽
 澤野弘之
 和田貴史

■制作
 関西テレビ放送
 MMJ

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